こちらには、XMLデータベース(XML DB)「NeoCore」の動作環境や導入期間・デモンストレーションに関するご依頼など、よくお寄せいただくご質問に対するご回答をまとめさせていただいております。
NeoCoreの特長は「速い・カンタン・やわらかい」です。
独自の特許アルゴリズムDigital Pattern Processingにより、エレメントレベルのフルオートインデックスを実現しており、スキーマ定義が一切不要です。スキーマ無しに、超高速検索が可能となっています。パターンマッチング技術を応用した検索技術ですので、通常のデータベースと違いデータ量の増加に際してもパフォーマンスが劣化することがありません。1GBのデータと100GBのデータで、まったく同じレベルの高速性を発揮します。
現在ご提供しているインストーラーではこの機能がありません。一台のマシン上では、一つのXMSインスタンスでの稼働となります。
NeoCoreでは、スキーマを要求しない、完全にフレキシブルなXMLデータのストアが可能です。現versionでは、XMLにあわせてスキーマをストアすることは可能ですが、XMS自体はスキーマ検証を行いません。クライアントアプリケーションか、サードパーティ製の検証ツールで検証を行っていただく必要があります。
NeoCoreのパーサーは、現在でUTF-8/Shift_JIS/ISO-2022-JP/EUC-JPをサポートしています。UTF-16の文字については、ストアする前にUTF-8へ変換していただかなければなりません。
また、要素名や属性名にも日本語が使用できます。
同時アクセスについては、ACID(Atomicity-原子性、Consistency-一貫性、Isolation-独立性、Durability-耐久性)特性により、完全にサポートしています。トランザクションは、暗黙的に個々のファンクションに含んでもよいですし、明示的に複数のファンクションからコールされることもできます。また、ロックの単位はドキュメント単位となります。
現時点でXMSでは、XPathと、部分的な実装がされたXQueryを使って検索を行います。 W3CによるXqueryの正式な勧告を待って、XQueryに関する完全なサポートをする予定です。
XMLの仕様には、バイナリデータに対する規定がありません。ですが、この限界は次のようにして回避することが可能です。XMLをXMSにストアする前に、バイナリデータをbase64にエンコードします。このエンコードした部分については、CDATAとしてXMLに格納することができます。
C++ライブラリ、JAVA API、HTTP、そしてCOM APIをご提供しています。また、EJBインターフェースを通してJ2EEもサポートしています。
NeoCoreの核であるDigital Pattern Processingの技術により、オリジナルのXMLよりも効率的な形式で情報をストアできます。ほとんどのXMLは反復性があり、多くの空白を含んでいるので、NeoCoreのストレージメカニズムは高いレベルでの圧縮を可能にすることができるのです。
情報をストアする方法のおかげで、XMSでは、冗長性の削減を目的とした正規化を考慮する必要がありません。あるデータ要素が現れると、一度目は文字通りにストアされ、それ以降は、どのインスタンスも単に事実上の値に対するリファレンスとしてストアされます。
ネイティブなXMLデータストアですので、ワークフロー機能はご提供しておりません。アプリケーションレベルで定義をしていただく必要があります。
ドキュメントレベルからノードレベルまで、アクセスコントロールの完全な定義を行うメカニズムがあります。
標準ではサポートしておりません。オプション商品の類似検索エンジン「QuickSolution」をご購入いただくことでXMS内のデータを全文検索することが可能です。
XMSはWell-FormedなXMLをスキーマレスで格納するXML DBですので、一意制御を行いません。必要がある場合はアプリケーション側で実装する必要があります。
現在Windows版(32bit)とLinux版(32bit)を提供しております。
ライセンスが必要なCPU数をカウントする場合、NeoCoreがインストール、若しくは稼動する全ての「物理的」なCPUをカウントします。
NeoCoreの稼動環境はあくまでも通常のOS上であり、株式会社サイバーテックの保障及び保守サポート範囲は仮想マシン技術用のソフトウェアとの問題を取り除いた範囲となります。
また、仮想マシン技術によって、利用するプロセッサ数を制限した場合、NeoCoreが利用している全てのCPU数をカウントします。たとえば、4プロセッサ搭載サーバマシンで、仮想OSが利用するプロセッサを2CPUに制限し、そのCPUのみを利用する場合、2ライセンスとなります。
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