情報配信において、スマホやタブレットの普及・ネットワーク環境の向上と共に、紙やPDFベースからWebへと、早いスピードでパラダイムシフトが起きています。マニュアル(取扱説明書)の世界においても、紙やPDFベースのものから、高い検索性を有するため目当ての内容にたどりつきやすい電子マニュアル(HTMLマニュアル)への移行や、マニュアルのWeb対応が進んでいます。
「Webマニュアル(HTMLマニュアル)作成・変換」サービスでは、過去コンテンツをベースに最新の電子マニュアル(HTMLマニュアル)に移行します。全て移行するのではなく、テンプレートのみを作成することも可能です。
マニュアルは従来の紙ベースから、Web上で配信する流れが主流となりつつあります。理由は、パソコンだけではなく、タブレット端末やスマホなど、様々なデバイスが普及している昨今、マニュアルは紙面上の読みやすさやデザインよりも「スマホやタブレットなどのデバイスからアクセスできる利便性」や「必要な時に必要な情報が取得できるスピード感」が重視されており、紙ベースよりも、素早く目的の操作手順が示されている箇所にたどりつくことが可能となる・あるいは読み手をすばやく該当箇所に誘導することが可能となる、検索性の高いWebマニュアルへのニーズは年々高まっています。
このように紙ベースのマニュアルをWebベースのものに変更するには、従来のInDesignなどのDTPや、FrameMaker、WORDなどのノウハウではなく、Webに関するHTML/CSSの技術や、UX/UI、さらに積極的に展開することを考える場合、Webマーケティングの知識なども必要になってくる場合があります。また、紙ベースでも読みやすさ、という観点から、章項節による構成をはじめ、様々な構造化がなされてるかと思います。
しかしながら、紙ベースのマニュアルに比べ、HTMLベースの電子マニュアルには、紙ベースのマニュアルよりもべージの単位でしっかり構造化する必要があります。新規作成時は「トピック指向ライティング」が非常にFitしますが、既に存在する既存のマニュアルの場合は、内容によりWebマニュアル(HTMLマニュアル)に適した形に機能分割をする必要に迫られる事もあります。
当社では、XMLがドキュメントのデファクトスタンダードフォーマットになる以前から、XMLやHTMLをはじめとするマークアップ言語に長年携わってきております。お客様が保有する、InDesignなどで作成されたDTPデータや、FrameMaker、あるいはMS WordやPowerPoint、少ないケースですが、時折見受けるExcelで作成されたマニュアルのデータから、読み手の手間と工数を極小化可能な、高い検索性能を有し、かつHTMLにより構造化された最新の電子マニュアルを作成いたします。当社にて全てのマニュアルをWebマニュアル(HTMLマニュアル)に移行もしくは作成する形ではなく、お客様側で移行もしくは作成が行えるように、テンプレートとしてご利用頂けるHTMLデータをご提供することも可能です。
電子マニュアルの出力先は、Webマニュアルとしてサーバ上に設置する形ではなく、ローカル環境において検索機能を有したHTMLデータの形式で電子マニュアルをご提供することも可能です。CMSをご利用の場合は、静的HTMLコンテンツとして、ご指定のサーバ領域に設置することにより、Webマニュアル(HTMLマニュアル)として公開することが可能です。また、既存のWebサイトに任意のヘッダーとフッターを有した、インラインフレームでの埋め込んだ形による公開も可能です。
HTMLデータによる電子マニュアルの作成・変換作業は、マークアップ言語に10年以上携わってきた自社オフショア拠点(セブITアウトソーシングセンター)にて行いますので、国内業者での実施と比較した場合、圧倒的な低コストでWebマニュアル(HTMLマニュアル)を作成することが可能です。
さらに、オプションとして、以下のようなものをご用意しています。
お客様が既に設置済のWeb CMSにマニュアルコンテンツを流し込み、CMS内で一括管理することが可能です。Web CMSはSitecore、NORENやDrupalといった高機能のものから、WordPress、Movable TypeといったライトウェイトCMSまで、ご指定頂いたWeb CMSにコンテンツの流し込みを致します。
当社が開発・販売を行う、多言語マニュアル作成・管理・閲覧支援システム「PMX」にHTMLデータを取り込むことにより、Webマニュアル(HTMLマニュアル)の配信だけではなく、PDFによるブック形式の出力も同時に行うことが可能となります。従来のWeb CMSであれば、ブラウザの印刷機能でいちいち出力しなければなりませんでしたが、「PMX」では、ページがまとまった形のPDFによるブック形式で出力することが可能ですので、Webマニュアルであっても、いざという時はマニュアルコンテンツをまとめてPDF出力が可能となるため、印刷も簡単に行うことができます。
サイバーテックは、InDesignなどのDTPやFrameMakerと、WebやHTML/CSS、Javascriptといった最新技術の両方を熟知しています。全てのマニュアルをWebマニュアルに移行することはもちろん、テンプレートとしてサンプルのみ作成させて頂いた後、残りのマニュアルは改定時にそちらを参考に社内で行うパターンを選択いただく事も可能です。テンプレートはもちろんスマホ対応(レスポンス・デザイン)も可能です。
実施拠点は、日本語マニュアルにも多く携わってきた自社オフショア拠点である、セブITアウトソーシングセンターで実施するため、リーズナブルにHTML形式の電子マニュアルへの移行・作成が可能です。また当社のオフショア拠点はネイティブレベルの英語力を有する、フィリピン セブ島に有しておりますので、英語マニュアルの対応も全く問題ございません。
サイバーテックは国内シェア1位のXMLデータベース「NeoCore」を提供しており、マルチメディアコンテンツの扱いを従来から行ってまいりました。テキスト情報+画像、といった通常のマニュアル形式だけではなく、音声・動画なども含めたリッチコンテンツとしてのマルチメディア・マニュアルの対応もご支援可能です。
Webマニュアル(HTMLマニュアル)作成や変換を実施させて頂く際の流れは以下の通りとなります。
Webマニュアル(HTMLマニュアル)を予定されているお客様のマニュアルデータをお預かりするとともに、マニュアルの全体概要(ページ数など)をヒアリングさせて頂きます。NDA(秘密保持契約)の締結が必要となる場合は、いつでもお申しつけください。状況確認のために、数コンテンツを実際に変換してみる場合もございます。
様々な実績をベースに、Webマニュアル(HTMLマニュアル)の完成予想となるモックアップをご覧頂くとともに、概算費用のお見積りを行います。全マニュアルデータをお預かりしている場合は、概算ではなく正式なお見積りとして費用のご提示可能です。実施場所である自社オフショア拠点のセブITアウトソーシングセンターには、様々なツールを有していますので、出来るだけツールを活用しつつ、微調整および最終確認は人手による流れをご提案いたします。
ご提案内容を元に、費用や成果物に関する調整を行わせて頂きます。特に、Webマニュアル(HTMLマニュアル)は紙やPDFベースのものとはレイアウトが異なるため、初期確認は慎重に行わせていただきます。ご予算に応じて、最終チェックや微修正のレベルや回数、あるいはクロスチェックの有無など、確認させていただきます。
ご発注頂いた後、お客様にWebマニュアル(HTMLマニュアル)のイメージをご確認いただくため、数ページ分のテストページ(Webページ)を作成します。実際にご覧頂いた上で指摘事項があれば承ります。テンプレートのみご依頼頂いた場合は、こちらで指摘事項を反映したHTML+CSSを納品した段階で終了となります。
ご指摘頂いた内容を反映したテストページのご確認が完了した後、本番移行を進めます。自社オフショア拠点である、セブITアウトソーシングセンターにて全データの変換作業を行いますが、納品後の手戻りが極力無くなるよう、月次もしくは週次にて、成果物をご確認頂きながら全体プロジェクトを進めさせて頂きます。最終的に全ページの変換が終了した時点で作業完了となります。
概要 | 社内向けソフトウェアの刷新に伴い、従来型の画面キャプチャ+補足説明形式によるPowerPointベースのマニュアルから、検索性の高いWebマニュアル(HTMLマニュアル)に変更 |
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期間 | 2ヶ月 |
ページ数 | PowerPoint約100ページ |
使用ツール・技術 | HTML/CSS, JavaScript, PowerPoint |
作業場所 | セブITアウトソーシングセンター(フィリピンの自社オフショア拠点) |
価格・費用 | お問合せください |
概要 | 大量のMS Word形式のドキュメントをWebへ流用するために、一括変換ツールを使用しながら、手作業による調整が必要となるテキストのリンクや、画像パスの設定等を低コストで実施。 |
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ページ数 | 5,000ページ |
使用ツール・技術 | Word変換ツール, Adobe Creative Cloud(PhotoShop), HTMLエディタ |
作業場所 | セブITアウトソーシングセンター(フィリピンの自社オフショア拠点) |
価格・費用 | お問合せください |
上記はWebマニュアル(HTMLマニュアル)作成や変換を実施した事例の一部となります。そのほか多数の事例がございますので、詳細はお問合せください。
Webマニュアル(HTMLマニュアル)作成や変換に関して、よくあるご質問をまとめてみました。
バージョンが古いので元のファイルを開くことが出来ない、といった場合でも、PDFファイルが存在していれば、そちらからテキストや画像データなどを取得し、テンプレートに流し込む形で、Webマニュアル(HTMLマニュアル)として復元させることが可能です。
OCRによる読み取りからデータを起こし、Webマニュアル(HTMLマニュアル)を作成することは可能です。手作業になるため費用はかかりますが、全て海外で行うことが可能であるため、国内ベンダーによる実施と被比較した場合においても、リーズナブルに作成することが可能です。
サイバーテック セブITアウトソーシングセンターのお客様は、100%国内企業であり、日々日本語コンテンツに接しております。現地日本人マネージャがしっかりと手順書を作成しますので、日本語が読めないフィリピン人エンジニア・オペレータでも、高いクオリティで作業を進める事が可能です。最終チェックは、フィリピン人によるダブルチェックや、日本人による最終チェックも可能です!
もちろん可能です。当社はWebソリューション事業でご提供する、「Webインテグレーション(Webサイト構築・リニューアル)」サービスにて、数多くのWebサイト構築・制作実績がありますので、PC用のWebサイトをコンテンツ含めスマホ・タブレット対応に低価格で最適化を行う事が可能です!
弊社が提供するデータベースオプションでは、多言語マニュアル作成・管理・閲覧支援システム「PMX」を同時にご提供することが可能です。「PMX」にはPDF組版を行う機能を有していますので、いざという時は一括出力したPDFをオンデマンド印刷することにより、紙物のマニュアルを準備いただくことが可能です。
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