マニュアル・約款・規定集の制作効率化~ドキュメント管理に強いXML-DB「NeoCore」

様々なマニュアル(取扱説明書)・業務規程集・約款など、文書の構造化と版管理が求められる場合、XML技術を用いる事で、どちらも解決することが出来ます。
XML-DB「NeoCore」による文書管理機能で、MS WordやMS Excel、FrameMaker、InDesignなど様々な入力編集ツールとXMLを介してシームレスな連携が可能です。TradosなどのCAT(翻訳支援ツール)との連携による自動組版により、制作業務の効率化・コストダウンや、品質向上・配信スピードの向上を実現します。

文書構造の部品化・XML化から、制作フロー効率化のためのシステム化までトータルにサポート

XML-DB「NeoCore」で、マニュアル・約款・規定集の制作効率化を実現

Adobe®FrameMaker® / Adobe®InDesign® / NeoCore

XML技術とXML-DB「NeoCore」を活用することで、マニュアル・約款・規定集など、いわゆる「構造化文書」と言われるドキュメントにおいて、文書構造の部品化から制作環境改善・データベース化をワンストップ・ソリューションとしてご提供することが可能です。XMLをベースとしたコンテンツ管理とXMLデータベース・パブリッシングを組み合わせたシステムは、現場部門で運用をしつつ、柔軟に機能拡張できる画期的なソリューションです。

多言語マニュアル制作部門における課題~製造業の場合

製造業において、製品ライフサイクルはますます短縮されており、それに伴うマニュアルの制作期日のスピードアップ要求は高まっています。その上、スピードアップを実現しつつ、PL法に代表されるマニュアル品質は下げることなく、かつコストダウンも実現しなければならない場合、従来通りの人海戦術的なマニュアル作成や翻訳手法では限界があります。まとめると、以下の課題が存在するのではないでしょうか。

  • 制作期間短縮、トータルコストダウンの要求への対応が必須。
  • 作成者と管理者間のコミュニケーションロスにより、改版時の記述ミスやチェック漏れが多発。
  • 翻訳などの多言語対応は全て現地任せ。管理者不在状態に。

多言語マニュアルの制作~管理には、XMLデータ基盤が最適!

多言語マニュアル作成~管理基盤となるデータフォーマットとして、ドキュメントのデファクトフォーマットであるXMLが採用されることが一般的です。大量に発生するXMLデータの管理はXMLデータのハンドリングに長けた専用データベースであるXML-DB「NeoCore」を活用することで、制作現場の負荷軽減とコストダウンを両立できます。

製作現場
FrameMaker、InDesign、MS Wordなどの編集ツールと柔軟性の高いデータベースによるマニュアルコンテンツの管理、および最適な組版エンジンとの組み合わせにより、初期コストを数年で回収することが可能となるシステムを構築することが可能となります。

データ管理
実際の編集データの一元化をはじめ、部門間コミュニケーションロスを解消するためには、一般的にXMLがデータ基盤として活用されます。XMLデータベースによるコンテンツ一元管理システムにより、マニュアルコンテンツの管理にXMLデータベースは識となっております。

多言語対応
部品単位・コンテンツ単位で翻訳のステータスや履歴を確認。翻訳メモリを有した翻訳支援ツールであるTrados、memsource、memoQなどと連動することにより、効率的に翻訳業務を進めることが可能であるとともに、翻訳コストを抑えた多言語展開が可能です。

XML/XML DBのサイバーテック:XMLマニュアル制作概要図

マニュアル・約款・規定集の制作効率化に、XML-DB「NeoCore」を活用した際の特長

  • 構造化文書や図表等のコンテンツをXMLデータベースで効率管理。文書構造の変化や流用にかかるコストが不要、さらに目的のコンテンツを素早く検索。
  • MS Word、MS Excel、FrameMaker、InDesignなどの既存データを活用するデータ変換ソリューション。
  • 付加情報(日付・バージョン・更新履歴)をXMLで管理。
  • WebマニュアルやWebカタログへのコンテンツの2次利用が容易。
  • 専任のシステム管理者が不要。現場部門主体でのシステム運用が可能。

XML-DB「NeoCore」で、マニュアル・約款・規定集の制作効率化~機能とサービス

コンテンツ管理システム ・Webによるデータ入稿・編集
・プロジェクト管理機能
・データ検索 他
自動組版システム ・Adobe FrameMaker
・Adobe InDesign
・XSL-FO
翻訳支援ツール(翻訳メモリ) ・Trados、memsource、memoQ
XML構造化サービス ・MS Word(仕様書・設計書)、MS Excel(部品構成表)など既存文書をXML化
ツールカスタマイズ ・MS Word等のデータのXML化やFrameMaker、InDesignのプラグイン開発やカスタマイズ

XML-DB「NeoCore」で、マニュアル・約款・規定集の制作効率化~導入事例

事例1「操作手順書・パーツカタログ管理システム」(自動車メーカー・建機メーカー・半導体メーカー他)

  • 入稿・編集はFrameMakerを利用
  • 文書は全てXML形式でXMLデータベースに格納
  • 更新情報もXML形式でXMLデータベースに格納
  • 型名や機種名は変数として、FrameMaker側で管理、読み込み時に挿入する

操作手順書・パーツカタログ管理システム イメージ図

事例2「製品カタログ管理システム」(電器メーカー総合カタログのコンテンツの管理と自動組版)

  • 製品情報は、Webブラウザで入力し、データベースに格納
  • DTP編集者は、InDesignでレイアウトを作成、XMLデータベースから製品情報を取得し、校正・版下作成を行う
  • 校了後は、InDesignで組版し、PDFを出力する

製品カタログ管理システム イメージ図

事例3「多言語併記マニュアル支援システム」(自動車メーカー・プリンタメーカー他)

  • 元文書をXML化してXMLデータベースに格納
  • 翻訳メモリを利用し、ブロック毎に多言語化
  • マージプログラムを通して、多言語併記マニュアルを作成

多言語併記マニュアル支援システム イメージ図

XML-DBによるマニュアル・約款・規定集の制作効率化~システム構成例

製造マニュアル・ユーザーズマニュアル・社内業務規程・保険約款など、文書の構造化と版管理に対応したシステム構成例です。XML-DB「NeoCore」を中心としたXML基盤によるシステム構成であるため、MS WordやMS Excel、FrameMaker、InDesignなど、様々な入力編集ツールとXMLを介したシームレスな連携が可能です。むろん大量に発生するXMLデータの高速クエリ検索は「NeoCore」にお任せください。

XMLによる、多言語マニュアル制作ソリューション システムイメージ図

XMLDB⇔Document

「マニュアル・約款・規定集」の作成・管理・閲覧支援を行うもう一つの方法

サイバーテックでは、XMLデータベース(XML-DB)を内蔵した、多言語マニュアル作成・管理・閲覧支援システム「PMX」の開発および提供を行っております。対象コンテンツがどちらかというとDTP向きではなく、MS Wordのようなツールで作成したほうが良いようなものの場合、こちらの活用方法ではなく、マニュアル作成支援システム「PMX」の方がより最適解となる可能性がござます。XML-DB「NeoCore」を内蔵しているので、コンテンツは全てXMLで管理されており、様々な用途に応用する事も可能です。

マニュアル作成支援システム「PMX」システム概要図

マニュアル作成支援システム「PMX」に関する詳細情報は、以下をご覧ください。

マニュアル作成支援システム「PMX」詳細ページへ

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