出荷金額において38.4%の市場占有率
「Document Revolution」を掲げ、ITによりドキュメントの生産性向上・利用促進を実現する株式会社サイバーテック(代表取締役社長:橋元 賢次 本社:東京都渋谷区、以下サイバーテック)は、民間調査会社の株式会社富士キメラ総研(代表取締役社長:田中 一志 本社:東京都中央区、以下富士キメラ総研)が実施している調査資料「ソフトウェアビジネス新市場2015年版」の2014年度の製品市場 合計出荷金額において、XMLデータベース製品「NeoCore」が、国内市場シェア1位を維持したことを発表いたします。
「ソフトウェアビズネス新市場2015年版」によると、サイバーテックが提供するXMLデータベース(XML DB)製品「NeoCore」の合計出荷金額で38.4%の製品市場占有率を獲得しています。(2014年度実績)
サイバーテックは、2007年10月にXMLデータベース「NeoCore」事業を三井物産セキュアディレクション株式会社から取得、その後は2008年から7年連続で開催する自社イベント「NeoCoreサミット」などを中心にマーケティング活動を展開しており、順調に問い合わせ件数や出荷本数を伸ばしています。
XMLデータベースが多用される用途としては、製造業・金融業・サービス業などで多用される、業務文書やマニュアル(取扱説明書)などの「テキスト情報が中心」のドキュメント管理や活用が挙げられます。従来の紙ベースによる情報共有ではなくWeb配信への流れが主流となってきており、作成から配信までのコストダウンやスピードアップを実現させようとする企業が増加傾向にあります。さらにタブレット端末などの普及もXMLデータベース普及の後押しをする大きな要因となります。
これらのドキュメントは通常XMLデータで記述・保管されますが、版情報の管理・履歴情報等のトレースが必要となる業務文書は、一定量を越えた場合、ファイルベースで保持しておくと、管理が煩雑となります。検索エンジンを用いたとしても、同一候補が大量にピックアップされるため、スピーディに目的のドキュメントを探しだすためには、多大な労力と時間が必要となります。
この問題を解決するのが、XMLデータベース「NeoCore」となります。W3C標準の高速XMLクエリ(Xquery)による、検索エンジンとは異なった体系による複雑な検索を実現するだけではなく、人数や期間の設定など、検索エンジンでは不可能な検索手法により、必要な情報に素早くたどりつくことが可能となります。
現在、「NeoCore」を組み込んだ様々な製品がリリースされています。
特に「脱WORD」「脱DTP」を実現する、ドキュメントの共同制作・管理システム「Publish MakerX」(http://www.publish-maker-x.com/)のエンジン部分にXMLデータベース「NeoCore」が内蔵されていることにより、強力な検索機能だけではなく、XMLデータの持つもう一つの特性である、HTMLによるWebマニュアルやPDF、その他フォーマットも含めた、多種類にわたる出力を実現しました。
また、近年の画像・音声・動画データなどのコンテンツデータの増加に伴う「メタデータ」管理のニーズに対しても、XMLデータベース「NeoCore」を内蔵した、「PhotoCabin」(https://www.cybertech.co.jp/xml/xmldb/photocabin/)のような製品も活躍しております。大量のデジタル写真などのバイナリデータを高機能検索で探し出すことが可能な、業務用イメージ管理システムであり、日本経済新聞社様をはじめ、様々な企業様でご利用頂いております。
さらに、XMLデータから連想される「高い柔軟性」にフォーカスをあてた、「XMLZaix」(https://www.cybertech.co.jp/xml/xmldb/xmlzaix/)のような製品もございます。Webカタログやメタ情報管理などのシステムを、ノン・プログラミングで構築することが可能であり、変化に強いデータ管理を実現する、メタ情報管理パッケージです。
今後サイバーテックでは、XMLデータベースパッケージにおけるリーディングカンパニーとして、XMLデータベースの新しい価値を創造し、パートナーの協力のもと、製品内容・サービスの強化を行い、XMLデータベースだけではなく、XMLに関しても有益な製品情報や提案ノウハウを積極的に提供していきたいと考えています。
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