サイバーテック通信Vol.10 XML DBとBPMSで作業とドキュメントの効率管理、XBRL対談、流通BMSセミナー ほか

サイバーテック通信 Vol.10

XML DBとBPMSで作業とドキュメントの効率管理、XBRL対談、流通BMSセミナー ほか

2009年6月16日
発信元:株式会社サイバーテック
https://www.cybertech.co.jp/

■CONTENTS
  • 社長室ナカムのつぶやき ~ BIGISSUE(ビッグイシュー)という雑誌をご存知ですか? ~
  • 今月のトピック(1)マルチドキュメント管理ソリューション「Baltan」ご紹介
  • 今月のトピック(2)東京証券取引所 吉田氏に訊く。XBRLとXMLデータベースの可能性
  • 今月のトピック(3)7月開催の定期セミナー・トレーニングのご案内
  • 今月のトピック(4)XMLデータベースの総合情報サイト「XMLDB.JP」がリニューアル
  • お客様・パートナー企業様ご登場! ~ 日本ラッド株式会社様 ~
  • こてこてベンチャー社長奮闘記 歴史編 ~ EPISODE 13 株式会社サイバーテック誕生! ~
  • 編集後記

☆社長室ナカムのつぶやき ~ BIGISSUE(ビッグイシュー)という雑誌をご存知ですか? ~

この雑誌、月に2回発刊しているのですが、本屋さんには置いていません。特定の場所で、許可を得ているホームレスの方が販売している雑誌です。皆さんも駅前で雑誌を掲げた人を見かけたことがあるのではないでしょうか?

この取組みは、ホームレスの人に仕事を提供し自立を応援するもので、寄付やチャリティーではないのですが、1冊300円で販売しており160円が販売者の収入になるので、直接顔の分かる人を応援することが出来ます。サイバーテックのある神保町でも販売しているので、見かけると購入しています。以前販売していた人と違う人になっていると、ひょっとしたら自立して何かお仕事でも始めたのかな・・・と勝手に思ったりしています(^-^)

今月のトピック(1)マルチドキュメント管理ソリューション「Baltan」ご紹介

製造業や設備工事業では、製品・工事仕様や図面等のドキュメント管理が部門毎に行われているため、部門間の情報共有が課題となっています。

日本ラッド株式会社がこのたび発表した、マルチドキュメント管理ソリューション「Baltan(バルタン)」は、アセントン株式会社のBPMSパッケージ「AgilePointBPMS」上でワークフローを定義するアイコンを提供し、XMLデータベース「NeoCore」に格納されるドキュメントの処理と関連付けます。ドキュメントのプロセス管理により、部門をまたがるドキュメント共有が可能となり、社内の情報共有とコミュニケーションの活性化を図ることができます。

◎「Baltan」に関する詳細記事はこちら↓↓↓
https://www.cybertech.co.jp/xml/press/20090527.php

◎ソリューションの詳細はこちら↓↓↓
https://www.nippon-rad.co.jp/products/baltan.html

今月のトピック(2)東京証券取引所 吉田氏に訊く。XBRLとXMLデータベースの可能性

サイバーテックは、財務報告用国際標準規格であるXBRLの現状と、企業における活用を促進するため、東京証券取引所 上場部の吉田氏を迎えた対談を企画し、WEBサイトで公開しました。

2008年から上場企業の「有価証券報告書」や「財務報告書」をXBRLで提出することが金融庁により義務化され、それに伴い金融情報サービス企業でXBRLをニュース等で配信をするようになりました。しかし、一般企業においては、XBRLデータを加工し、分析するなどの二次利用には至っていない現状があり、その活用を促進する目的で企画しました。

◎特別対談の内容はこちらのWebサイトで↓↓↓
https://www.cybertech.co.jp/xml/contents/xmlxmldb/talk/special_200906.php

今月のトピック(3)7月開催の定期セミナー・トレーニングのご案内

7月10日(火)開催:ユーザ向け定例セミナー【流通・卸編業編】「流通業のシステムは変わるのか?」

流通業のサプライチェーンにおける、EDIによる受発注業務の効率化とシステム運用コストの削減をテーマに、お客様の視点からシステムのあるべき姿と具体的なポイントを解説するセミナーです。流通BMSに対応した業務パッケージとソリューション、さらにはそれらを支えるXMLデータベース製品についてご紹介します。

◎セミナーの詳細・お申込みはこちら↓↓↓
https://www.cybertech.co.jp/xml/seminar/20090710.php

7月14日(火)開催:不景気に打ち勝つ!XML DBを用いて提案の差別化を図る!

「独自性のあるシステム提案をしたいがテーマや事例がわからない」...でお悩みのSIベンダの企画・営業部門の方の課題にお応えする、XML DBを活用した提案の差別化を図るためのセミナーを開催します。

◎セミナーの詳細・お申込みはこちら↓↓↓
https://www.cybertech.co.jp/xml/seminar/20090714.php

7月16日(木)開催:SEによるXML DBの用途と使い方ノウハウの全て!

アプリケーションエンジニアの視点で、XML DBの使いどころを紹介します。カタログには書かれていない新鮮な切り口で、XML DBを使ったアプリケーション開発のツボを伝授します。(特典として、XMLマスターの割引受験バウチャーを進呈します。)

◎セミナーの詳細・お申込みはこちら↓↓↓
https://www.cybertech.co.jp/xml/seminar/20090716.php

7月24日(金)開催:NeoCore入門トレーニング【有償】

毎月ご好評頂いている「NeoCore入門トレーニング」。

XMLデータベースの概要と操作方法を1日で学習頂ける、SE/プログラマ向けのハンズオントレーニングです。トレーニング終了後は、カリキュラムに即した「使える!」状態の「NeoCore」をお持ち帰り頂けます。

◎トレーニングの詳細・お申込みはこちら↓↓↓
https://www.cybertech.co.jp/xml/xmldb/training/

今月のトピック(4)XMLデータベースの総合情報サイト「XMLDB.JP」がリニューアル

XMLデータベース(XML DB)とRDBの使い分けや、設計手法の違い、XML DBを使ったサンプルプログラムなど、エンジニアの方にとって役立つ情報やTIPSが無償で手に入るサイトは「XMLDB.JP」だけです。もちろん、解説記事やアンケート結果、資格試験情報など、エンジニア以外の方も参考になるコンテンツが満載です。

XMLデータベースを初めて触るエンジニアや、XMLデータベースを提案に使う営業の方が効率良くタイムリーに情報収集することが出来る事を目的とした「XMLDB.JP」では、今後も市場のニーズを先取りした解説記事やニュースコンテンツの提供を積極的に行っていく予定です。どうぞご期待下さい!

◎リニューアルした「XMLDB.JP」をチェック↓↓↓
https://www.xmldb.jp/

☆お客様・パートナー企業様ご登場! ~ 日本ラッド株式会社 様 ~

サイバーテックのお客様やパートナー企業様にご登場頂くコーナーです。第10回目にご登場いただくのは、XMLデータベース「NeoCore」の販売パートナー、日本ラッド株式会社 エンタープライズ事業部の川合 孝典様です。

サイバーテック 小野
まずは御社の業務内容をご紹介頂けますでしょうか。

日本ラッド株式会社 川合様
ソフトウェアの受託開発、システムインテグレーションを主業務とする1999年に公開したJASDAQ上場企業です。革新的なコア技術によるソリューション提供、フルターンキーのシステム構築・運用サービスを展開しています。近年は多次元ビジネス分析、地域交通インフラ、動画ネット配信等のソリューションに注力しています。

サイバーテック 小野
御社は5月に、XMLデータベース「NeoCore」を核としたソリューションを発表されましたが、詳しくご紹介頂けますでしょうか。

日本ラッド株式会社 川合様
アセントン株式会社様のBPMパッケージ「AgilePointBPMS」と「NeoCore」を連携したマルチドキュメント管理ソリューション「Baltan(バルタン)」を5月27日に発表しました。これは、作業をベースとした文書管理を実現するソリューションです。製造業や工事事業者のように、1つの業務に複数の文書が関わるお客様を主に考えています。

サイバーテック 小野
御社のソリューションが、従来のドキュメント管理やワークフローとDB製品の組み合わせと比べて、優れている点は何ですか?

日本ラッド株式会社 川合様
従来のRDBベースのシステムに比べ、システムの構築から運用までのコストを大幅に削減する事が可能です。RDBでは扱いにくい階層構造を簡単に扱えること、データ項目の追加、変更が柔軟におこなえる点が、大きなメリットであると思います。6月24日に「Baltan」の紹介セミナーを開催します、是非ご参加下さい。

サイバーテック 小野
有難うございました。今後とも宜しくお願い致します。

◎ソリューションの詳細はこちら↓↓↓
https://www.nippon-rad.co.jp/products/baltan.html

☆こてこてベンチャー社長奮闘記 歴史編 ~ EPISODE 13 株式会社サイバーテック誕生! ~

LinuxとPostgreSQLをベースとした、名もない試作アプリケーションのニーズを探るため、「COMDEX/Japan'99」に出展しませんか?という提案を受けた。コストパフォーマンスは非常に良さそうだが、有限会社よりも株式会社という看板で出展したほうが、来場者に対する安心感を与えることにつながり、より多くの意見も集めやすく、費用対効果が高いことは理解できた。

ただ、株式会社化には、最低1000万円の資本金が必要となる。現在の有限会社は300万円の資本金であり、700万円分増資をしなければならない。ただ、親から借りることを含め、なんとかお金をかき集めても、700万円に届かないことは目に見えていた。はたと困りはて、先に登場した元ベンチャーキャピタルのS氏に相談すると、すぐにウルトラCが飛び出した。それは「現物出資」という手法であった。聞いたことはあるが、具体的にはどうすれば良いかわからない。ただ、とにかくこれで株式会社に出来るらしい。であれば、出展し、ニーズを打診してみよう・・・

というわけで、出展申し込みを決断した。そして、この日から株式会社化の準備と出展準備を同時平行で進めることになった。今回はテストマーケティングという位置づけとし、商品名はまだ付けずに「PCサーバ・ソリューション」というアバウトな形にした。なにぶん新しい概念の製品であり、まずは今回意見を募ってから正式な名称をつけ、世に送り出すつもりだからである。

登記に関しては、S氏の助言を受けながら書類を作成し、手続きを開始した。とにかく分からない事だらけだが、銀行で別段口座というものを作り、かき集めたお金を払い込み、保管証明書を発行してもらい、現物出資の一覧とともに、いざ法務局へ。ただ、なにぶん増資をする、ということがはじめてで、かつ株式会社化という登記も必要であり、さらに難易度の高い現物出資を実施しているため、登記がなかなか終わらない。それは、登記が完了するまで別段口座に預けたままの資金が引き出せない、ということを意味する。

正確に言うと、別段口座を解約し、お金を引き出して使うことも可能なのだが、それは増資を中止することにつながり、株式会社化が実現できなくなる。そうなると、有限会社のまま出展せざるを得なくなり、すでに作ってある名刺・カタログなど、すべて無駄になり、いちから作り直し、となる。なにより、当初踏み切った理由である、「費用対効果」が怪しくなる。

これは一大事、と、印鑑類を全て持って、法務局に直談判をしにいった。法務局の方に事情を話したところ、有給休暇を取得されているため空いている机を貸して頂き、かつ手取り足取り教えていただきながら書類を修正することができた。そして、展示会開催日から10日ほど前の、1999年10月29日というぎりぎりのタイミングで「株式会社サイバーテック」が誕生した。

ちなみに、会社設立時の1998年9月8日時点では、「5年以内に株式会社化!」という目標だったのだが、設立2年目という、かなり早い段階で前倒しを実現することができ、一瞬だけ感慨深い思いにふける。

・・・ただ、展示会まであと数日。ほっとする間もなく、準備を進めた。そして展示会当日を迎える。

◎EPISODE 14 へと、続く・・・

◆ 編集後記 ◆

先日、大阪に出張した時、先方のお客様から出た言葉「大阪は全然商売になりまへんわ~」。また、別のお客様も「名古屋方面はしばらく何も出てこないね」。世の中こんな状況ですが、このメールマガジンだけは「元気印」で行きたいと思います。日経平均株価が、8か月ぶりに1万円台を回復。景気回復の足音が少しずつですが、聞こえてきたと思いませんか?

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