サイバーテック通信Vol.8 マーケティングDBとしてXML DBが採用された事例/不景気だからこそ「見える化」

サイバーテック通信 Vol.8

マーケティングDBとしてXML DBが採用された事例/不景気だからこそ「見える化」

2009年4月22日
発信元:株式会社サイバーテック
https://www.cybertech.co.jp/

■CONTENTS
  • 社長室ナカムのつぶやき ~ 春はあけぼのだけど、春眠暁を覚えず?! ~
  • 今月のトピック(1)XML DB最新事例ご紹介:つなぐネットコミュニケーションズ様
  • 今月のトピック(2)不景気の今こそ、ナレッジや業務の見える化を!
  • 今月のトピック(3)5月開催のXML DB定期セミナー&トレーニングのご案内
  • お客様・パートナー企業様ご登場! ~ インフォテリア株式会社様 ~
  • こてこてベンチャー社長奮闘記 歴史編 ~ EPISODE 11 Linux ~
  • 編集後記

☆社長室ナカムのつぶやき ~ 春はあけぼのだけど、春眠暁を覚えず?! ~

皆さんはピローフレグランス(ピローミスト)ってご存知ですか?寝具用の香水なのですが、先日、DURANCEというお店のお昼寝用の香りを頂きまして愛用しております。リラックスしてよく眠れるような香りなのですがついつい二度寝をしたくなってしまいます(^ー^;)

今は、しっかり目を覚ますためにも、NHK朝の連続テレビ小説を見てから出社しています。連続ドラマの続きが気になって、ばっちり目が覚めます!そういえば、連続テレビ小説は「あぐり」がおもしろかったなぁ~なんて思い出しちゃいました。(笑)

今月のトピック(1)XML DB最新事例ご紹介:つなぐネットコミュニケーションズ様

オープンソースのデータベースを中心に進められたコミュニティサイト。マ-ケティング用データの集積にXMLデータベース(XML DB)を選んだ事には確かな理由があった。

マンション入居者向けのコミュニティ・サイトを企画・運営する株式会社つなぐネットコミュニケーションズ様では、サイトの行動履歴の保存にXMLデータベースの「NeoCoreEX」を採用。将来的に必要な属性がいつ、どれだけ増えてもサービスイン後のシステム拡張コストがかからないよう、検討を開始した・・・

◎この事例の詳細こちら↓↓↓
https://www.cybertech.co.jp/xml/casestudy/com/co02/

今月のトピック(2)不景気の今こそ、ナレッジや業務の見える化を!

100年に一度といわれる未曾有の不況ですが、このような時代だからこそ、社内に散在しているナレッジを集約し、企業力・現場力の向上を実施することが求められています。

サイバーテックでは、このような現場のナレッジや業務の「見える化」を推進するとともに、必要不可欠なデータベースとしてXMLデータベース(XML DB)を提唱いたします。

◎ナレッジの見える化に関するプレスリリースはこちら↓↓↓
https://www.cybertech.co.jp/xml/press/20090414.php

例えば、製造業では設計部門の不具合事例集のデータベース化は設計品質の維持・向上の重要なファクターであるにも関わらず、現場への共有・活用がなされていない企業が多いようです。この事例は、4月7日のセミナー「一品受注設計におけるチェックリストの有効活用」で紹介しており、下記URLより資料を入手する事が可能です。

◎4月7日のセミナー資料の入手はこちら↓↓↓
https://www.cybertech.co.jp/inquire/form_documents/

さらに「NeoCore」販売パートナーである、キヤノンITソリューションズ株式会社様では、製造業向けにXML DBとWebを活用したマーケティング業務の見える化を支援するソリューションを発表致しました。情報の共有化(見える化)とそのナレッジ化(知ってる化)を通して、業務や経営の効率化のための情報活用支援(使ってる化)を提供するものです。このソリュ-ションを支えるXML DB「NeoCore」は、現場業務の改善には欠かせない「柔軟性・拡張性」を持つ、やわらかいデータベース製品です。

◎製造業向け販売支援ソリューション・シリーズはこちら↓↓↓
http://www.canon-its.co.jp/erp/xmldms/index.html

今月のトピック(3)5月開催のXML DB定期セミナー&トレーニングのご案内

5月12日(火)開催:現場部門向け、現場力向上に必要不可欠な、業務のドキュメント化と、ナレッジの見える化を成功させる秘訣について

本セミナーでは、ナレッジ化に必要な、業務プロセスの整理など、ナレッジを「見える化」し、手順書・マニュアルを作成することの必要性、および成果物を社内展開するにあたり、XMLデータベース(XML DB)を活用したデータベース化の成功につなげる方法をご紹介します。

◎セミナーの詳細・お申込みはこちら↓↓↓
https://www.cybertech.co.jp/xml/seminar/20090512.php

5月14日(木)開催:不景気に打ち勝つ!XML DBを用いて提案の差別化を図る!

「独自性のあるシステム提案をしたいがテーマや事例がわからない」...でお悩みのSIベンダの企画・営業部門の方の課題にお応えする、XML DBを活用した提案の差別化を図るためのセミナーを開催します。

◎セミナーの詳細・お申込みはこちら↓↓↓
https://www.cybertech.co.jp/xml/seminar/20090514.php

5月19日(火)開催:SEによるXML DBの用途と使い方ノウハウの全て!

アプリケーションエンジニアの視点で、XML DBの使いどころを紹介します。カタログには書かれていない新鮮な切り口で、XML DBを使ったアプリケーション開発のツボを伝授します。(特典として、XMLマスターの割引受験バウチャーを進呈します。)

◎セミナーの詳細・お申込みはこちら↓↓↓
https://www.cybertech.co.jp/xml/seminar/20090519.php

5月22日(金)開催:NeoCore入門トレーニング【有償】

注目度の高いXML DBについて勉強してみたい、という方向けに、じっくりと一日かけて学んでいただくためのカリキュラムです。ノートPCをご持参頂くことにより、トレーニング終了後は、カリキュラムに即した、「使える!」状態の「NeoCore」をお持ち帰り頂けます。XML DBを触るのは敷居が高いな、と考えている方にもぴったりのコースです。ぜひご参加ください。

◎トレーニングの詳細・お申込みはこちら↓↓↓
https://www.cybertech.co.jp/xml/xmldb/training/

☆お客様・パートナー企業様ご登場! ~ インフォテリア株式会社 様 ~

サイバーテックのお客様やパートナー企業様にご登場頂くコーナーです。第8回目にご登場いただくのは、XMLデータベースのアライアンス・パートナー、インフォテリア株式会社の野中様です。

サイバーテック 小野
今回のご登場、有難うございます。まずは御社の業務内容について、教えて下さい。

インフォテリア株式会社 野中様
インフォテリア株式会社は、1998年に日本で最初のXML専業ソフトウェアベンダーとして設立し、ソフト製品の開発・販売、サポート、コンサルティング、トレーニングを提供しています。また、XML技術者認定制度「XMLマスター」の運営事務局も務め、XMLの研修、XMLに関するコンサルティングサービスも積極的に展開しています。

サイバーテック 小野
野中様は、主にXMLやXMLデータベースの研修に携わっていらっしゃいますが、最近のトピックをお聞かせ下さい。

インフォテリア株式会社 野中様
まず2007年12月に始まった「XMLマスタープロフェッショナル(データベース)」という資格試験制度に対する関心が高まっています。開始して約1年半ほど経ち、月によって受験者数の増減はあるものの、受験者数は飛躍的に増大しています。システムベンダの技術者が、実際の案件でXMLデータベースを提 案・構築する機会が増えているという事だと認識しています。

サイバーテック 小野
企業の中でXMLやXMLデータベースを技術者研修の一環として行う事も多い、とお聞きしますが、その辺りのニーズや反応はいかがでしょうか?

インフォテリア株式会社 野中様
新入社員や中堅の方々などへの技術者研修として、弊社のXML研修コースを採用いただいている企業様や「インフォテリア認定教育センター」で開催されているコースを受講された方からは「XMLやXML関連技術の理解を深めることができた」や「体系立てて学ぶことができて満足している」など好評をいただいております。さらに弊社ではXMLデータベース関連のコースも提供しており、他のコース同様にご満足いただいています。

サイバーテック 小野
サイバーテックも、「NeoCore」の評価版を使ったトレーニングや10万円を切る開発ライセンスなど、XMLデータベースを扱える技術者の裾野拡大に努めています。そういった活動の成果が徐々に表れていると言えます。

インフォテリア株式会社 野中様
そうですね。企業ではXMLやXML Schema、XSLTなどの基礎技術を身につけ、その上でXMLデーターベース関連の技術研修を行う事が多いようです。研修終了後にアンケートを実施していますが、受講目的ではここ数年「業務に必要な知識の習得」が半数以上を占めております。実業務でXMLデータベースを活用する機会が増えているという事と認識しています。サイバーテックさんとは今後も、XMLやXMLデータベースの良さを一人でも多くの方に知って頂くための活動を一緒に続けていきたいと思います。

サイバーテック 小野
本日は有難うございました。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

◎インフォテリア株式会社様は、サイバーテック主催「アプリケーションエンジニア向け・XML DB技術相談会」に協賛頂いています。詳しくはこちら↓↓↓
https://www.cybertech.co.jp/xml/seminar/20090519.php

☆こてこてベンチャー社長奮闘記 歴史編 ~ EPISODE 11 Linux ~

大きな市場性を持つものは何か?

プロバイダ「あいネット」は多額の先行投資が必要であるため、サイバーテック規模の会社が注力する分野ではなく、このまま安定運営を実施することが得策である、ということは明らかであった。また、従来から計画していた、メールソフトのアドレス帳管理ツールはどう考えても大きな市場性が見出せなかった。

では、何かネタになるものはないのか・・・と考えたときに、部屋のすみっこで動いている一台のサーバに目が留まった。プロバイダ「あいネット」の予備サーバとして立てられた、当時珍しいLinuxOSのサーバである。

当初「あいネット」の事業取得時には、サンマイクロシステムズ社のSolarisOSのサーバが一台あるだけで、このサーバが停止したら、サービス提供も即停止せざるをえない、という危険な状況であった。

・・・であるため、事業取得と同時に、バックアップ用のサーバ構築を実施。ただ、駆け出しの小規模企業にとって、Solarisのライセンスフィーは高かったのだが、サーバとしての堅牢性を考えると、どうしてもUNIXOSは必須だったので、何か代わりになるものはないか?ということで探し出したのが、当時はまだマイナーであった、オープンソースのLinux(Slackware)である。

そういった経緯で、予備機としてただ稼動していたLinuxサーバの中にオープンソースのデータベース「PostgreSQL」が入っていることにふと気づいた。

これをエンジンとして何かできないか・・・

当時は、いわゆるオラクルなどの商用データベースは目玉が飛び出るぐらい高く、またデータベースを扱うためには専門的な知識が必要だった。一番手軽に扱えるデータベースとして、Microsoft Accessが存在したが、それであってもある程度の知識がないと扱えないものであり、何も知らない人が直感的に操作するのは困難を伴った。

そういった「データベース」を、ブラウザ上で簡単に扱うことができ、かつリーズナブルに提供できると、大変画期的ではないか、と考えた。具体的には、ブラウザ上でデータベース作成・テーブル作成・フィールド作成や、それにともなうフォーム画面の自動生成が可能なアプリケーションをイメージした。

思いつくまま概念をデザインし、とりあえず動く試作品が出来るまでは、さほど時間がかからなかった。

ただ、試作品は出来たものの、そもそもニーズがあるかどうか、分からなかった。そのような状況であるため、短兵急に製品化するよりも、いろいろな意見を聞くためのテストマーケが実施できれば、と考えていたが、ちょうどそのとき、身の丈を超える話が舞い込んできた。

◎EPISODE 12 へと、続く・・・

◆ 編集後記 ◆

4月になりました。春は新しい事にチャレンジしたい気持ちになる季節です。(TVで某俳優が「だから彼女と別れるなら春が最適なんですよ」と発言していましたが。。。)皆様は何か新しい事を始めていますか?私は4月から地元の小学生のサッカーチームに参加して毎週近所の子供とボールを追っかけています(実は私、サッカーは未経験者なのです)。これからは、コーチとして、このできたてホヤホヤのチームの運営に携わることになりました。

サイバーテックも4月から新年度という事でフレッシュな気持ちで何事にも前向きに取り組んでいこうと思います。今月はXML DBの導入事例をご紹介しましたが、今後も皆様の参考になる成功事例をどんどんご紹介していく予定です。是非楽しみにして下さい。

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