財務・経理部門の大幅な業務効率化に成功(マネースクウェア・ジャパン様)
XMLおよびXMLデータベース(XML DB)のリーディングカンパニーである、株式会社サイバーテック(代表取締役社長:橋元 賢次 本社:東京都千代田区、以下サイバーテック)は、外国為替取引、外国為替オプション取引のマーケットメイキング業務・受託・媒介業務から同コンサルティング業務を行う株式会社マネースクウェア・ジャパン(代表取締役社長:山本 久敏 本社:東京都千代田区、以下マネースクウェア・ジャパン)が社内の管理部門で使用している「XBRLによる取引データの自動仕訳・報告書作成システム」に、サイバーテックが提供するXMLデータベース「NeoCoreXMS」が採用された事を発表いたします。
マネースクウェア・ジャパンは、取引データの仕訳業務とマネジメント・レポート作成業務の効率化を目的として「OneDayClosingSystem」を開発、収集した取引情報の流通・再利用を効率良くシステムで処理するために、データをXBRL(eXtensible Business Reporting Language)形式に変換、そのままXMLデータベース「NeoCoreXMS」に格納しています。「NeoCoreXMS」に格納されたXBRLは、仕訳システムとレポート作成システムで利用され、会計システムとマネジメント向けレポートに再利用されています。このシステムにより、マネースクウェア・ジャパンでは、取引データの仕訳業務とレポート作成業務を飛躍的に短縮する事に成功しました。(参考:「システム概要図」)
XBRLは、財務情報を広く作成・流通・活用する目的で世界的に標準化されたXMLベースの言語で、一般企業だけでなく会計士、監督官庁、金融サービス企業から投資家まで、財務情報に関係する多くの関係者が、財務情報の提供・取得のためのコスト削減を図り、迅速な情報活用を可能とするものです。
近年、企業が財務報告書を対外的に公開・提出するにあたり、文書データをXBRL形式に変換して利用する事例は数多く存在していますが、今回の事例は、金融サービス企業がXBRLをそのままXMLデータベースに格納し、社内業務を飛躍的に効率化できた成功例という点で、非常に先進的な事例と言えます。
マネースクウェア・ジャパンに導入されたXMLデータベース「NeoCoreXMS」は、XMLをハンドリングすることに特化、RDBでは実現不可能な水準のパフォーマンスを発揮する事ができる、柔軟性と拡張性に優れたXMLデータベース製品です。製造業の製品データやドキュメントに付随するメタデータなど、多様で変化しやすいデータをスキーマレスのXMLとしてそのままデータベースに格納する事ができるため、システム運用中のデータベースの構造変更コストを最小限に抑える事が可能です。
今回「NeoCoreXMS」がマネースクウェア・ジャパンの「XBRLによる取引データの自動仕訳・報告書作成システム」のデータベースとして全面採用された理由は、サービスイン後のプログラム改修コストの削減が見込まれた事や、導入時の複雑なチューニング作業が不要であった事が挙げられています。
導入の経緯やシステムの概要、データベース選定のポイント等については、「NeoCoreXMS導入事例」としてサイバーテックWebサイトにて公開しています。
https://www.cybertech.co.jp/
https://www.cybertech.co.jp/xml/casestudy/finance/m2j/
http://www.m2j.co.jp/
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