製造業向け、低価格PDMソリューションパッケージを発表

報道関係者各位
2009年3月18日
株式会社ベーシック
株式会社サイバーテック
製造業向け、低価格PDMソリューションパッケージを発表

ベーシックがサイバーテックのXML DB「Cyber Luxeon」の販売パートナーに

株式会社ベーシック(代表取締役:奥田 克彦 本社:新宿区高田馬場、以下ベーシック)は、株式会社サイバーテック(代表取締役社長:橋元 賢次 本社:東京都千代田区、以下サイバーテック)が開発・販売するXMLデータベース(XML DB)「Cyber Luxeon」をベースとした、低価格のPDMソリューションパッケージ「Basic_PDM」(仮称)を発表、2009年4月中旬より受注を開始すると共に、XMLデータベース「Cyber Luxeon」の販売パートナーとなった事をお知らせします。

PDM(Product Data Management):製品情報管理と呼ばれる分野には、製品仕様やCADデータ・仕様書等のコンテンツを一元的に管理し設計業務の効率化を支援するパッケージが存在するが、高価であるため、多くは大企業への導入が中心となっており、情報システム部門を持たない中堅企業は、紙とExcelを使って製品構成(BOM)の管理や図面の管理を行っているのが現状です。 特に、多品種を扱う中堅規模のメーカーは、PDMパッケージに自社向けのカスタマイズを行う必要があるため、導入や運用にかかる費用が負担できずPDMの導入を見送るケースが多く見受けられます。

今回、ベーシックが発売するPDMソリューションパッケージ「Basic_PDM」は、今までPDMを導入できなかった中堅の製造業メーカーでも、導入を可能にした画期的なソリューションパッケージで、製品構成や仕様の追加変更が発生しても、ユーザ自身で登録・変更・検索・関連付けを行える点が最大の特長です。ベーシックでは、「Basic_PDM」の導入とシステムインテグレーションを提供、2009年4月中旬より受注を開始し、1年間で10社の受注を目指します。尚、「Basic_PDM」の概要は下記の通りです。

主要機能

製品構成情報(BOM)の登録/編集

製品構成情報(BOM)と図面のリンク

構成情報のEXCELからのインポート

製品属性検索

構成情報のEXCEL出力機能

提供価格

500万円/CPU ~ (消費税抜き)

サイバーテックは、ベーシックに対して「Basic_PDM」のコア・データベースであるXMLデータベース(XML DB)「Cyber Luxeon」を提供します。「Cyber Luxeon」は、世界初の商用XMLデータベース「eXcelon(エクセロン)」のアーキテクチャを継承した、最も歴史のあるXMLデータベース(XML DB)です。 2005年に、ソニックソフトウェア株式会社より、事業を取得。サイバーテックが、ソースコードを引継ぎ、国産のXMLデータベースとして生まれ変わりました。

「Cyber Luxeon」は、XMLをハンドリングすることに特化、RDBでは実現不可能な水準のパフォーマンスを発揮する事ができる、柔軟性と拡張性に優れたXMLデータベース製品です。その一方で、DBMSとしての基本性能を備え、ミッションクリティカルな業務にも対応できる高い信頼性と、きめ細かいチューニングも可能である事が最大の特長です。

今回、「Cyber Luxeon」 が「Basic_PDM」のデータベースとして全面採用された理由として、製造業の製品データやドキュメントに付随するメタデータなど、多様で変化しやすいデータをスキーマレスのXMLとしてそのままデータベースに格納する事ができるため、システム運用中のデータベースの変更コストを最小限に抑える事が可能である事が挙げられます。

関連URL

http://www.basic.co.jp/
https://www.cybertech.co.jp/
https://www.cybertech.co.jp/xml/xmldb/luxeon/

※商品名称等に関する表示、記載している会社名・製品名は各社の商標または登録商標です。
<本件に関するお問合せ先>
株式会社ベーシック 営業部門 細川 浩治(ほそかわ こうじ)・川田 隆二(かわた りゅうじ)
E-Mail:product@basic.co.jp  TEL:03-3204-2417 FAX:03-3204-8490

株式会社サイバーテック 社長室 広報担当:中村
E-Mail:info@cybertech.co.jp  TEL:03-5577-8000 FAX:03-5577-8002
<株式会社ベーシックについて>
株式会社ベーシックは、1982年設立の独立系のソフトウェア開発会社となります。制御・通信・組込関連の技術に特化した分野と、金融・物流等の業務系のシステム開発を得意としております。基本的な方針としては、要件定義~運用までを一括で請け負う形態を主流としており、チーム体制での取り組みによりお客さまに安心を提供することができます。常に一歩前にと先のことを考えプロジェクトの推進を実行しております。
http://www.basic.co.jp/
<株式会社サイバーテックについて>
株式会社サイバーテックは、1998年に設立されました。コンテンツ管理(CMS)・文書管理・ドキュメント管理や、複雑なデータの管理に適しているXMLデータベース(XML DB)ソフトウェア「NeoCoreXMS」、「Cyber Luxeon」の2製品の提供をはじめ、各種業界向けプロダクトの提供や受託開発を実施いたしております。2006年には、フィリピン・セブ島にオフショア開発センターを設立しました。https://www.cybertech.co.jp/
<XMLデータベースについて>
XMLデータベース(XML DB)は、ネイティブXMLデータベース(NXDB)とも称されます。XMLドキュメントをそのままの形で格納し、利用することによって、従来のRDBで必要とされた、複雑なマッピング処理が不要になり、やわらかい情報管理を実現しながら、高いパフォーマンスを保つことが可能です。RDBを機能拡張し、単にデータタイプの一つとしてXMLが扱える「ハイブリッド型データベース」に関しては、やはりベースとなる設計思想がテーブル型のアーキテクチャを持っています。したがって、「複雑なXMLデータを格納する」「一度格納したデータを更新する」「項目を追加する」といった処理は、XMLデータベースと比較すると、パフォーマンス面で圧倒的に劣ります。(約50倍~100倍) また、XMLデータベース・RDBともXMLネイティブ検索を実施する際はXQueryが必要となってきますが、実際にクエリー文を書く際にも、XMLデータベースではXQuery構文のみで済むのに対して、RDBでは従来のSQLにXQueryを追加する形となり、クエリー文も膨大な量になるため、「ハイブリッド型データベース」でXMLをハンドリングすると、システムメンテナンスコストは逆に増大する傾向にあります。その他、XMLデータベースに関する様々な情報は、XMLDB.JP(https://www.xmldb.jp/)をご覧ください。

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