FlashからHTML5へのデータ移行特需。FlashはAdobe Animateで変換!

Flash Playerを手動で有効にすれば今のところ大丈夫だけれども・・・

つい先日「チョクオペ」のリリースを行いましたが、その「チョクオペ」にぴったりな業務が、突如降ってわいたように現れました。それは、Adobe Animate(旧Adobe Flash)を用いた、Flash から HTML5へデータ変換を行うアウトソーシング・BPO業務です!

Flashのサポートを終了するロードマップは、アドビ社から既に明示されていましたが、それが実際問題として顕在化してきました。たとえばブラウザにGoogle Chromeを使っている方は、7月より、Flashが使われているWebサイトにアクセスすると、突然パズルのようなアイコンが出てきて、自発的に閲覧を許可する操作を行わないと見れなくなりました。例えば以下のWebページのような感じです。

クリックしてAdobe Flash Playerを有効にします

アニメーションやコンテンツの内容により、FlashをHTML5に変換する難易度も様々

このような現象が発生することは、かねてからAdobe社やChromeを提供するGoogleなど、様々なベンダーから告知されていましたが、実際に目の当たりにしないと、FlashデータをHTML5に移行しようとするアクションとして、具体的に物事が動き出さない事が多いようです。情報としては知っていたけれども、優先度が上がってこないまま、ずるずると月日が過ぎて今に至るという企業の皆さんも相当数存在するのではないでしょうか。

上記の例のように、単にWebサイトの一部で動画がすぐに見れない、といった程度であればまだ軽微です。ただ、WebページのメインコンテンツがFlashである場合は深刻です。例えば、教育コンテンツは動的なものが多いので、昔に作られたコンテンツであれば、HTML5がまだ存在しない、あるいは普及していない時期であれば、どうしてもFlashで動的コンテンツを作らざるをえない状況でした。

さらにまずい状況は、システムのUIとして、がっつりとFlashが組み込まれている場合です。現状はまだ閲覧を許可する操作をすれば、UIとしての機能は継続させる事はできます。ただ本当にサポート対象外となると、それすら行えなくなるため、システムのUIが消滅する、すなわち操作が一切できなくなることになります。システムと連携しているFlashの場合は、単純にHTML5に変換するよりも難易度は高くなるため、早期に対応を検討することが必要でしょう。

また、旧Adobe Flash上で記述することが出来るプログラム言語であり、ActionScriptでがっつり書かれている場合は、さらに大変です。割と複雑なオブジェクト指向設計が可能な言語でありながら、システム開発のようにドキュメントが存在しない場合がほとんどですので、動的遷移や分岐が多いFlashアニメーションの場合、内容を解析する事が非常に大変となります。場合によりHTML5で一から作成しなければならない、といった事にもなりえます。

FlashからHTML5に変換する事は、上記の通り使われている状況により難易度は変わってきますが、さらに問題となる場合が、Flashのアニメーション数が大量に存在する場合です。特に教育コンテンツの場合、体系化された学習コンテンツになっている場合が多いので、動的コンテンツも1つではなく、たいてい大量に存在します。したがって、FlashからHTML5へ変換する難易度の問題とは別に、大量に存在するFlashコンテンツを処理できるキャパシティがアウトソーシング・BPO先に存在するかどうか、という事も課題でしょう。

突然Flashが見えなくなった!予算も無い中、何とかしろと言われても・・・

Webサイトにアクセスする方々は、そもそも「Flashって何?」といったリテラシーレベルのユーザの方が圧倒的に多いはずです。そのような何も知らない一般ユーザにとって、突然Flashがブラウザで表示されなくなった!
...といったように見えますので(実際は前からアナウンス済ではありますが)、年度予算が計上されていない場合も多々あるかと思います。したがって出来るだけ低価格で行う必要に迫られます。

この

  • 緊急対応だけれどもなんとかしなければ!
  • アニメーション本数が大量にある、どうしよう?
  • 突然のことで、予算は多くかけられない!
  • 制作を依頼したベンダーと連絡が取れない!

といった状況を解決できるのが「チョクオペ」となります。
圧倒的な低コストで、セブITアウトソーシングセンターに在籍するオペレータが、Adobe Animateを使って、FlashからHTML5への変換を行います。

アニメーションになりますので、依頼内容を伝えることが難しいとお考えになるかもしれませんが、単純なお話、元のFlashと全く同じ「そっくりさん」をHTML5で作ってくださいとご指示いただければ、それでOKです。また、システムと連携しているようなFlashであっても、オペレータではなくエンジニアが対応することによって、難易度の高いFlashからHTML5への変換作業も対応可能です。

後は現地でどんどん変換を行い、最終チェックを実施します。動画やアニメーションのチェック作業一つをとっても、時間がそれなりにかかりますので、単価の安いチョクオペで低コストオペレーションを実現できます。

FlashからHTML5への変換業務は一過性のもの

FlashからHTML5への変換は、恒常的な案件ではなく一次的なものであり、移行するFlashコンテンツ以外はWebサイトがリニューアルされるタイミングで消去されていく運命でしょう。一過性のものであっても、皆様のお困り事を解決してゆくことが出来れば、必ず次につながる何かがあるものと信じ、ビジネスチャンスととらえて取り組んでいきたいと考えています!

というわけで、周囲でFlashの扱いに困った・見えなくなったFlashをなんとかしたい、そもそも対応させようかどうか検討中、という方がおられましたら、ぜひ当社をご紹介くださいませ。

サイバーテックがご提供する「動画・音声・画像の修正・加工・チェック(Flash・swfのHTML5 化対応)」サービスの詳細はこちらをご覧ください。

ライター:Ken

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