BPOの中でもニーズが高まっているAI分野とは?

サイバーテックで取り組む、デジタルBPOって?

アウトソーシングの分野における「デジタルBPO」の位置づけは、当社が行う3事業のうちの一つである「ITアウトソーシング・BPO」事業にとって、非常に重要な分野となります。自社オフショア拠点を有する、フィリピン セブ島のITアウトソーシングセンターで主に実施しており、日々様々なお問合せを頂いています。

この「デジタルBPO」という用語ですが、「デジタル」と「BPO」を並べた造語となります。例えば、スクラッチ開発といった高い難易度が求められるわけではないが、簡単な保守開発や特定分野のIT知識が必要といった意味の「デジタル」と、ITスキルは会計ソフトなどのオペレーションより高いスキルレベルは求められない業務で、かつ給与計算などの業務分野をアウトソーシングするという「BPO」を合わせた単語です。DX推進などに代表される、企業のデジタル投資が加速する中、今後ますますニーズは増えてくると言われています。

働き方改革や人手不足により、高まるデジタルBPOのニーズ

一方、働き方改革に代表される、様々な制度改革や企業の取り組みや、国内の労働力人口の減少に起因する慢性的な人手不足の状況が続いている中、ノウハウが必要となる業務やクリエイティブ性が求められる企画などの業務に社内スタッフを重点的に充てる必要性に迫られています。作業をアウトソーシングする流れは加速しており、切り出せる業務はできるだけアウトソーシングを行う流れとなっています。そのような流れの中、従来型のBPOにとどまらず、IT分野のノウハウが必要となる分野においてもアウトソーシングを進める傾向が強まっています。ITアウトソーシングやデジタルBPOと称される分野がそれに該当しますが、例えば以下のような内容が該当します。

  • レガシーフォーマットの図面データや文書データを、汎用的なデータフォーマットに変換
  • Microsoft Officeなどで作成された、旧バージョンのファイルを新バージョンのファイルに変換し、誤差を微調整
  • 印刷用途のDTPデータやPDFデータ中心のコンテンツを再利用することによりWebメディアを立ち上げるための、コンテンツデータ作成や整形作業

デジタルBPOとAIとの意外な関係~アノテーション

「デジタルBPO」の中において、昨今ニーズが非常に高まっている分野としては、AI分野があげられます。特に、ディープラーニング(深層学習)によるニューラルネットワーク構築時に必要となるデータセットを準備する際、アノテーション(メタデータやタグ情報の付与・注釈情報の付与)を行う必要があり、それなりにまとまった分量が必要とされるため、デジタルBPOが活用されます。

作業手順としては、ニューラルネットワークで構築されたモデルをある程度意識しながら、アノテーション仕様通りのクラス付与ルールに沿った形でアノテーションを実施する作業となりますが、アノテーション作業が未経験のベンダーもしくは担当者の場合、様々な問題が発生します。非常に簡単なアノテーションであれば時間をかければ対応可能でしょうけれども、それだけ費用な納期に跳ね返りますし、何より大事なのは、アノテーションの精度です。アノテーションの制度が悪いデータセットで学習させてしまうと、判別器や分類器の精度がいつまでたっても向上しないばかりか、精度が低いデータセットが混ざってしまった結果、かえって従来よりも制度が落ちる事も多々あります。一般的にディープラーニングは大量の学習データを用意したほうが、精度が高まると言われますが、品質が悪いデータセットをいくら準備したとしても精度が高まることはありませんし、何より青天井で再学習コストが発生してしまいます。

当社では、経験豊かな正社員アノテータが、お客様との守秘義務の下、責任をもってアノテーション業務を行いますので、ご依頼に基づいた高い品質のデータセットをご準備いたします。むろん、AI向け学習データ作成(アノテーション)に限らず、様々な「デジタルBPO」業務の対応が可能ですので、お気軽にお問合せください!

ライター:Ken

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