フィリピンでのオフショア開発・ラボ型開発・運用保守

ITアウトソーシング「オフショア開発・ラボ型開発・運用保守」サービス詳細ページはこちら

日本国内はIT人材不足が顕著です。当社はフィリピンの日系オフショアベンダーとして、日本の企業様向けに「安心・低コスト・日本品質」で活用いただけるラボ型開発や受託開発、システム運用保守などを実施しております。
現地には日本人マネージャもおりますが、日本国内の本社側にもプロジェクト管理や要件定義などの上流部分やブリッジを実施することも可能です。また、「マイグレーション」や「リファクタリング」など既存システムの最適化も得意としています。

「オフショア開発・ラボ型開発・運用保守」が求められる背景

日本国内では、IT系人材の不足感が著しく、国内での調達は難易度が上がってきております。そのような中、海外オフショアによるリソース調達を検討しなければならない時期に来ております。情報化が進むにつれ、ビジネスのスピードも加速していますが、それに追随するためには、システムのバージョンアップ・機能強化や、最新技術への適用などが求められていますが、日本国内ではエンジニア不足が顕著です。

また、それらの情報システムを顧客から直接請け負うシステムインテグレーターは、一般的に常駐エンジニアにより開発プロジェクトを推進する形が一般的ですが、エンジニアリソース自体も枯渇しており、顧客からの要望を受けきれずビジネスチャンスを逃す、という事も増加しているのではないでしょうか。

具体的には、新規開発プロジェクト、あるいは現在運用しているシステムに関して、次のような課題をお持ちではないでしょうか?

  • システムの運用保守コストをもっと下げたい。
  • システム自体が古くなっているので更新を考えている。
  • 稼働している機器やOS、ミドルウェアを最新環境へリプレースしたい。
  • 管理担当者が異動や退職などで不在になっており、中身がどうなっているか分からない。
  • ソースコードしかないが、設計書の作成が必要だ。
  • 以前に中断したプロジェクトを再開したい。
  • 海外製品を日本語ローカライズして使用したい。
  • 日本国内向けのソフトウェアやサービスを海外向けにも展開したい。
  • 英語圏の最新技術動向などを調査したい。
  • テスト業務だけを切り出して低コストで実施したい

これらの課題を、全体的なエンジニア不足の状況にもかかわらず、さらに出来るだけ低コストで実施することが、経営層から求められているのが現状ではないでしょうか。

フィリピンでのオフショア開発・ラボ型開発・運用保守に関する概要

弊社は従来から、さまざまな受託開発業務を手掛けてまいりました。そのノウハウを活用し、フィリピン セブ島の自社オフショア拠点を、本社での自社製品開発の一部、もしくは本社自体が受注した開発プロジェクトにおいて活用する場合や、お客様にラボ型の開発リソースとして提供する事を行ってまいりました。現地では2006年に設立してから、英語圏の日系オフショアベンダーとして10年以上の歴史があります。

サイバーテックがフィリピンに有する自社オフショア拠点「セブITアウトソーシングセンター」では、情報システムにおけるお客様の様々な課題解決や、エンジニアリングに関するご要望、あるいはエンジニアリソースの調達などに関してご要望をお聞きし、優秀なフィリピン人エンジニアにてご対応させて頂いております。まず日本国内にあるサイバーテック本社側にて一度お話をお伺いし、プロジェクトの内容やご予算に応じて、日本本社のエンジニアやコンサルタントも同席させて頂きます。その後、頂いた課題や仕様・要件を元にプロジェクト体制のご提案とともに、お見積りをいたします。

サイバーテック セブITアウトソーシングセンターでは、様々なエンジニアリングに関するご要望に関して、フィリピン人エンジニア・現地駐在の日本人エンジニア・必要に応じて日本本社のエンジニアも含めて、全社体制による総合力で都度最適なご提案を実施させていただきます。現地のフィリピン人エンジニアも全員情報系(Computer Science学科)出身者であり、英語も堪能です。英語圏から発信される最新のIT技術や動向のリサーチをはじめ、プロトタイプの開発なども可能ですので、まずはお気軽にご相談下さい。

フィリピンでのオフショア開発・ラボ型開発・運用保守の特徴

日系オフショア拠点なので安心。上流工程も対応可能!

日系ではなく、現地系のオフショア開発会社では、日本国内には出張所レベルしか存在しない、というベンダーも多く存在します。そのような体制では、開発プロジェクトで発生しがちな、要件の変更や遅延など、当初予期していなかった事態が発生した場合は対応しきれないケースが見受けられます。サイバーテック セブITアウトソーシングセンターは、本社が日本国内にある日系オフショア拠点なので、本社エンジニアを上流からアサインできるのはもちろんのこと、日系企業として最後まで責任をもってお客様の開発プロジェクトを遂行させていただきます。

仕様書作成やテストなどのエンジニアリング業務も低価格で!

サイバーテック セブITアウトソーシングセンターでは、日本人プロジェクトマネージャとフィリピン人エンジニアによる様々な開発業務を実施しているチームとは別に、日本人チェックチームもございます。したがって、「ドキュメントが存在しない」システムに関してもソースコードレベルから解析し、各種仕様書を作成する、テスト業務のみ切り出してコストダウン・第三者にてリーズナブルなダブルチェック、といったご要望には最適です。また同時にシステムのメンテナンス性を高めるリファクタリングとセットで実施することも可能です。

手間のかかるマイグレーションに最適!

業務アプリケーションは長期間にわたり利用される傾向が高いですが、OSやミドルウェアのサポート期間がその間に終了するというケースはよくあります。目をつぶってそのまま使い続けると、セキュリティ面において脆弱性が高まるだけではなく、OSやミドルウェアにバグが見つかってもサポート期間終了のプロダクトの場合、ベンダーが対処してくれないこともよく発生します。

対策としては、新しいOSやミドルウェアへのマイグレーション(移行)が必要となってきますが、新規プロジェクトと異なり、予算があまり割り当てられない場合が多いかと思います。しかしながら、大量の仕様書を読込むことが不要であり、翻訳コストも極小化できますので、マイグレーションは実は海外オフショアに向いています。ただし、システム移行計画を綿密に立案する必要があり、その部分は日本人エンジニアにお任せいただくほうが安心です。日本に本社があるサイバーテックでは「日本人エンジニア+フィリピン人エンジニア」といった形のハイブリッドスタイルでプロジェクト体制を構築することが可能ですので、計画立案からプロジェクト管理、実際の移行やテストまで、ワンストップで全てお任せいただけます。

フィリピンで行う「オフショア開発・ラボ型開発・運用保守」サービス内容

フィリピンで実施する「オフショア開発・ラボ型開発・運用保守」の流れは以下の通りとなります。

1. ファーストコンタクト~現状のヒアリングと作業手順書の確認・作成

オフショア開発に求められる課題は、コストダウンなのか、要員調達力を期待されているのか、英語対応なのか、多岐にわたります。その中でも、どの要素について期待頂いているのかを営業担当からお聞きした上で、ご予算・納期・ご希望体制や、セキュリティレベルのご要望も併せてお伺いします。オフショア委託時に一番不安となる要素が「品質」になるかと思いますので、弊社の取り組みに関してもご説明いたします。秘密保持契約の締結が必要となる場合は、いつでもお申しつけください。

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2. 開発プロセスや方式を含めたご提案

開発の方向性や要件によって、ウォーターフォール型が良いのか、スパイラル型が良いのか、分かれると思います。日本国内の営業担当にて簡単に概要をお聞きした上で、オフショア拠点だけで完結するような内容なのか、本社エンジニアがブリッジした方が良いのか、また、ラボ型開発プロジェクトが適しているのか、業務委託型が適しているのか、品質・コスト・納期面からご提案いたします。時には日本国内のエンジニアが同席の下、追加でヒアリングをお願いすることもございます。プロジェクト管理ツールなどのご指定があれば、そちらを共有頂きます。

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3. 提案内容の検討および調整

開発系のプロジェクトにおいて、ご提案内容がそのまま通ることは少ないかと思います。主に日本側の営業担当+国内の日本本社エンジニアが中心となり、ご提案内容との差異を中心にご要望をお伺いし、調整いたします。ベンダー選定プロセスにおいて、実際にオフショア開発の現場をご覧になられたい場合は、その旨おっしゃって頂ければ、現地視察の段取りなどを別途行います。

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4. トライアルプロジェクトの実施~評価・検証

ご提案プランの内容で着手指示頂く前提、もしくは少額のご発注により、小さい単位のトライアルプロジェクトを実施頂くことも可能です。内容や規模に応じて、本番プロジェクトと同様のメンバーや想定体制で実施後、オフショア委託では一番気になるポイントである、品質についてご確認頂けます。トライアルプロジェクトにおける納品物をプロトタイプとした形で改めて要件定義フェーズから実施することも可能です。トライアルプロジェクトは、オフショア委託が初めての方には特におすすめです。

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5. ご発注~キックオフ

ご提案内容の調整完了後、お客様からの発注をもってプロジェクトを開始いたします。まずはキックオフミーティングの日程調整を行わせて頂き、以後はオンラインミーティングによる定例ミーティング、もしくはデイリーによる進捗報告、といった形でプロジェクトを進めさせていただきます。業務委託型では、フィリピン現地の日本人プロジェクトマネージャが中心となり、お客様とのコミュニケーションやプロジェクトの進行などを進めます。運用業務や保守開発などに適したラボ型開発では、日本人はコミュニケーターとして、フィリピン人エンジニアにお客様のご要望をお伝えしつつ、リソース管理を行います。

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6. プロジェクト終了後のサポート

業務委託形式では、納期という形でプロジェクト終了のカットオフが発生します。追加のご要望などがあれば、有償・無償問わず、承ります。日本に本社が存在しますので、瑕疵担保責任といった契約面からバグ対応まで、プロジェクト終了後も引き続きサポートさせていただきます。構築したシステム自体の運用業務や保守開発をご希望の場合は、引き続きラボ型開発として承ります。

フィリピンで実施した「オフショア開発・ラボ型開発・運用保守」の事例・価格

マイグレーションによる業務アプリケーションの最新化

概要 Visual Basicで開発されたマンション管理システムを最新の開発環境である.NETに置き換える
期間 4か月
ボリューム 100画面以上
使用ツール・技術 Visual Basic, .NET
作業場所 セブITアウトソーシングセンター(フィリピンの自社オフショア拠点)
価格・費用 お問合せください

ファイルサーバの画像ファイルや紙の出版物をデータベース化

概要 紙媒体の冊子を全ページスキャンし、デジタルアセット管理アプリケーションから検索できるようにする
期間 4か月
ページ数 約200冊 約5,000ページ
使用ツール・技術 LAMP(Linux、Apache、MySQL、PHP)
作業場所 セブITアウトソーシングセンター(フィリピンの自社オフショア拠点)
価格・費用 お問合せください

上記は一般的な、フィリピンで行う「オフショア開発・ラボ型開発・運用保守」プロジェクトの事例となります。そのほか多数の事例がございます、詳細はお問合せください。

フィリピンで実施したオフショア開発の実績と開発環境・開発手法

フィリピンの自社オフショア拠点における、開発実績

  • コンテンツ管理システム
  • 設備工事業務管理システム
  • 多品種製品・商品管理システム
  • ドキュメント管理システム
  • ナレッジ管理システム
  • データ連携システム
  • 社内用ポータルサイト
  • 社内用業務システム
  • 各種フロントシステム

フィリピンの自社オフショア拠点における、主な開発環境

  • OS:Linux、Windows 等
  • DB:MySQL、PostgreSQL、MS SQL Server、NeoCore等
  • ミドルウェア:Apache、WebSphere、JBOSS 等
  • 開発言語:PHP、Java、Perl、Rails、.NET 等

フィリピンの自社オフショア拠点における、主な開発手法

ウォーターフォール型の開発を基本とし、大手国内SIベンダーに準ずる社内開発標準に則りプロジェクトを遂行しますが、プロトタイピングを繰り返すアジャイル型の開発手法も多数実績がございます。プロジェクト管理は各種管理ツールを用いて品質・生産性を含めた進捗管理を行っております。以下は標準的なウォーターフロー型の流れとなりますが、日系オフショアベンダーの利点を活かし、上流は日本国内のエンジニアが担当させて頂くことも可能です。

フィリピンの自社オフショア拠点における開発作業の流れ

サイバーテック セブITアウトソーシングセンターは、「クオリティ・安定性・技術力」を実現しながら、フィリピン国内の日系オフショア企業として、顧客企業や開発の規模を問わず、「国内ソフトウェアベンダー」感覚で気軽にオフショア開発を利用していただけることを目指してまいります。

フィリピンで実施する「オフショア開発・ラボ型開発・運用保守」に関する Q&A

フィリピンで実施する「オフショア開発・ラボ型開発・運用保守」に関して、次のような課題をお持ちではありませんか?

オフショア開発はベトナムがメジャーと聞くけれども、フィリピンでも実施しているの?

IT分野における、ベトナムから日本への留学生が多いため、日本語が堪能なベトナム人ブリッジエンジニアが輩出されているという事が大きな理由です。しかしながら、そのような人材は取り合いになっており、希少価値が高まっているため単価も高止まりの傾向にあります。一方、日本語が堪能なフィリピン人エンジニアは非常に少ない状況ですが、弊社の場合は日本人コミュニケーターがサポートすることで解決しています。ベトナム語が分かる日本人と比べ、英語が分かる日本人の数は圧倒的に多いため、英語圏ならではのオフショア開発体制を取ることが可能となっております。

日本語マニュアルや日本語でのコミュニケーションは大丈夫?

はい、現地には英語が堪能な日本人エンジニアが常駐しておりますので、日本語がわかる外国人ではなく、日本人とコミュニケーションを取りながらプロジェクトを進めていただけます。内容がオンラインベースだと齟齬が発生しそうであれば、国内エンジニアがブリッジ役としてサポートいたします。ラボ型開発では良くある推進体制となる、お客様が現地に常駐して頂くといった必要はございません。日本語の仕様書も英訳した後、現地に展開いたします。

フィリピン現地に行く必要はないの?

現在稼働中のシステムやWebサイトの運用保守など、サイバーテック セブITアウトソーシングセンターにて技術移管を行って頂くとスムーズな場合もありますが、弊社のポリシーとして、極力お客様に渡航頂かなくても良い体制をご提案することにしています。Skype、メール、タスク管理ツールなどを駆使しながらオンラインのみでプロジェクトを進めて頂いた事例の方が多い状況ですので、安心してご依頼ください!

フィリピンでは、高度なプログラミングも可能?

フィリピン人エンジニア、日本人エンジニアともに豊富な経験と高いスキルを持っております。英語圏であるフィリピンという特性を活かしながら、最新情報はすぐに取得した上で活用することが可能です。必要に応じて日本本社のエンジニアもヘルプに入りますので安心してお任せください!

フィリピン人エンジニアのスキルはどうなの?

元々ネイティブな英語力を持つフィリピン人の方が、英語圏からの最新技術導入が早いというメリットがある上、現地でも人気職であるエンジニアには、フィリピンのエリートが集まる傾向にあります。さらに、サイバーテック セブITアウトソーシングセンターでは定期的に「金の卵プロジェクト」という人材発掘プロジェクトを行うなど、現地エンジニアの育成、教育に力を入れています。のんびりした国民性は否めませんが、日本人管理の下、様々な案件で経験を磨き、継続的なOJTで高めたスキルは日本人エンジニアに勝るとも劣りません!

フィリピンの「セブITアウトソーシングセンター」に在籍するエンジニアは、全員情報系(Computer Science学科)出身者であり、英語が堪能です。英語圏から発信される最新のIT技術や動向のリサーチをはじめ、プロトタイプの開発なども可能ですので、まずはお気軽にご相談下さい。

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