サイバーテック、AWS上で動作するXML DB「NeoCoreXMS」のアカデミックライセンスを無償提供

報道関係者各位
2012年9月5日
株式会社サイバーテック
サイバーテック、AWS上で動作するXML DB「NeoCoreXMS」のアカデミックライセンスを無償提供

「NeoCore on クラウド」の一環として広く啓蒙を実施

株式会社サイバーテック(代表取締役社長:橋元 賢次 本社:東京都新宿区、以下サイバーテック)は、本日(2012年9月5日)より、学生・教職員の方向けにXML DBのデファクトスタンダードとも言える「NeoCoreXMS」の無償提供を開始いたします。

今回の提供形態は、かねてよりエンジニアの間で評価が高く、低価格で基盤構築が可能なアマゾン ウェブ サービス(以下AWS)のクラウドサービス上で展開されます。

今回の目的は、教育や研究用途に広くXML DB「NeoCoreXMS」を利用頂くことにより、サイバーテックが提唱しているデータベースマネージメントシステム(DBMS)の「適材適所」をより広く理解頂きたいという強い願いから、アカデミックライセンスを無償で提供することを決定いたしました。

また、将来的には学生の皆さんが卒業してシステムエンジニアの道に進んだ後、何らかのシステム構築に携わるようになった時、選択肢の一つとしてXML DBを検討頂きたいという強い願いが込められています。

クラウド環境で提供することを決定した背景として、クラウドは使いたいその日から使いたいスペックのものをすぐに立ちあげて利用出来るため、学生や教職員の方々に手軽に利用頂ける環境が入手可能であるためです。サイバーテックでは、AWSが提供するクラウドサービスの特長を生かし、Amazon Elastic Computing Cloud(Amazon EC2)上で稼働するXML DB「NeoCoreXMS」のAmazon Machine Image(AMI)∗ を作成したものをアカデミックライセンスとして提供します。

これにより、顧客企業はAWSクラウド上の初期選択画面「Management Console(マネジメントコンソール)」上で「NeoCoreXMS アカデミックライセンス」を選択するだけで、ハードウェアの準備を行わずに、その日からすぐに「NeoCoreXMS」をご使用頂けるようになりました。

∗ Amazon Machine Image(AMI)はAmazon Elastic Compute Cloud(EC2)で仮想マシンを設置するための、あらかじめ設定された特種なオペレーティングシステムおよび仮想アプリケーションソフトウェアです。EC2を使用して配信されるサービスの展開の基本単位としての機能を果たします。

具体的な利用方法に関しましては、エンジニア向けのXML DBポータルサイト「XMLDB.JP」の「XML DB開発支援」カテゴリにある以下のURLにて公開致します。
https://www.xmldb.jp/dev/aws.php

今後はアマゾンデータサービスと共同し、様々な形でエンジニアにとって使いやすいXML DBの提供、および「NeoCore on クラウド」の啓蒙普及に取り組んでゆきます。それらの取り組みにおける第一弾として、サイバーテックは9月13~14日の日程でお台場のホテル日航東京で開催される「AWS SUMMIT TOKYO 2012」にもスポンサードしており、今回の取り組みに関して開催会場にて広く告知を実施する予定です。

※アカデミックライセンスは、学生・教職員の方が教育・研究・学術調査の目的で使用される場合に適用されるライセンスとなります。それ以外の用途でご利用される場合は有償ライセンスのご購入が必要となります。

※アマゾン ウェブ サービス、Amazon Web Services、 Amazon EC2 およびAmazon Web Services ロゴは、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。その他商品名称等に関する表示、記載している会社名・製品名は弊社の商標または登録商標です。
<本件に関するお問合せ先>
株式会社サイバーテック 社長室 広報担当:中村
E-Mail:info@cybertech.co.jp  TEL:03-3513-8000 FAX:03-3513-8002
<株式会社サイバーテックについて>
株式会社サイバーテックは、1998年に設立されました。「ITによる社会貢献」を目指し、次の3事業を展開しています。1)ドキュメント・ナレッジ・コンテンツなどの柔軟性が求められるデータを、XMLテクノロジとデータベース管理システムで解決。RDBなどの従来型では困難な、柔軟性の高い「XML DB (XMLデータベース管理システム)」 のご提供。2)国内エンジニアだけではなく、フィリピン・セブ島の自社オフショアセンターと連携した「エンジニアリングサービス」のご提供。3)お客様側で運用が簡単に行えるWeb構築や、スマートフォン向けWeb最適化サービス・Facebookアプリケーションをはじめ、ECサイトやメディアサイト等のWeb運用、画像変換やレタッチ、データ変換/加工、HTMLコーディング、翻訳(日英・英日)サービスなどを「日本品質・フィリピン価格」でご提供する「オフショアITアウトソーシングサービス」。
URL:https://www.cybertech.co.jp/
<XMLデータベースとは>
XMLデータベース(XML DB)は、ネイティブXMLデータベース(NXDB)とも称されます。XMLドキュメントをそのままの形で格納し, 利用することによって、従来のRDBで必要とされた、複雑なマッピング処理が不要になり、やわらかい情報管理を実現しながら、高いパフォーマンスを保つことが可能です。RDBを機能拡張し、単にデータタイプの一つとしてXMLが扱える「ハイブリッド型データベース」に関しては、やはりベースとなる設計思想がテーブル型のアーキテクチャを持っています。したがって、「複雑なXMLデータを格納する」「一度格納したデータを更新する」「項目を追加する」といった処理は、XMLデータベースと比較すると、パフォーマンス面で圧倒的に劣ります。(約50倍~100倍)
また、XMLデータベース・RDBともXMLネイティブ検索を実施する際はXQueryが必要となってきますが、実際にクエリー文を書く際にも、XMLデータベースではXQuery構文のみで済むのに対して、RDBでは従来のSQLにXQueryを追加する形となり、クエリー文も膨大な量になるため、「ハイブリッド型データベース」でXMLをハンドリングすると、システムメンテナンスコストは逆に増大する傾向にあります。その他、XMLデータベースに関する様々な情報は、XMLDB.JP(https://www.xmldb.jp/)をご覧ください。

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