マニュアル作成システム「PMX」は、マニュアル作成において、トピックライティングの最小単位「トピック」の編集をするためのトピックエディタを有しています。Webブラウザのみで編集が行えるトピックエディタを有しており、ブログ(blog)を投稿するようなユーザインターフェイスとなっています。InDesignやFrameMakerといったDTPツールのように、デスクトップツールのようにPCにインストールする必要が無いので、特別な操作方法を理解する必要性もありません。Webブラウザさえあればライティングが可能となるので、まさにテレワークが浸透した昨今においては使い勝手の良いエディタといえます。
トピックエディタでは、テキスト編集の他に、構造の指定・スタイル付けを行うことができます。さらに、表の描画機能や、数式(MathML3.0)のサポート、ルビ、脚注編集への画像登録機能、HTMLソースの直接編集機能といった、複雑な編集作業も直観的に行う事が可能です。を搭載しました。
DX(デジタルトランスフォーメーション)にも対応しており、マニュアル作成システム「PMX」のトピックエディタは、図表の挿入だけではなく、Excelファイルも素材として取り込むことが出来ます。さらに動画も取り込むことが可能であり、業務マニュアルなどで一部採用が進んでいる、動画中心のe-manual(電子マニュアル)にも対応しています。操作マニュアル(取扱説明書)や業務マニュアルだけではなく、技術標準文書・規格票、論文、規程集など、「トピックライティング」での執筆が適している様々な領域でのドキュメンテーションに対応しており、制作・編集現場の業務効率化を実現します。
コンテンツの入稿方法は「PMX」が提供するWebエディタとなる「トピックエディタ」で行うことが可能となるため、特別なツールの操作方法をマスターすることは不要です。一般的なブログ(blog)と同じようなWebエディタであり、コンテンツはテキストエリア内で執筆してゆくことになります。メニューやボタンは直観的に操作することが可能であり、す。、に表の描画や画像の挿入、「下線・強調・囲み罫・ルビ」などのスタイル情報を付与することや、表の描画や、画像・動画の追加なども簡単に行うことができます。裏側ではXML(XHTML)形式でデータを保管していますが、意識することなくドキュメンテーションを進めていただくことが可能です。
HTMLやXMLの知識をお持ちのプロ向けモードとして、HTMLソース編集モードが用意されていますので、そちらで直接確認・編集する事も可能です。また、MathMLに対応しており、Microsoft Word の数式エディタで作成した数式をMathMLに変換し、トピックエディタに貼り付けることにより数式を組み込む事ができます。教材など、日本語に特有の縦書きコンテンツも、トピックエディタ上で指定のタグを挿入するだけで組み込むことができます。
コンテンツの最小単位であるトピックは、部品として他のブックから参照させることで、改訂時の効率化・品質向上・翻訳コスト削減を実現します。また、トピックは並列化・階層化させることが可能となります。特に、トピックの配下にトピックを作成していくような場合、マニュアルなどの構造に即した「見出し・章・項・節・脚注」といった形の階層化ドキュメントにすることも可能です。
トピックはコンテンツの最小単位となるため、作業を進めてゆくにしたがって数が増加してゆくので、目当てのトピックを探し出す必要性に迫られます。コンテンツは全てXMLデータベース「NeoCore」に格納されているため、高速検索により目当てのトピックを検索できますが、その手法として「PMX」では、トピックに属性情報(タブ情報)を付与することが可能です。属性情報は自由に付与することが可能となりますので、共通トピックには「COMMON」というタグを付与しておくと、共通トピックのみ探し出すことが可能となりますし、関連する製品シリーズの名称もさらに追加しておくなど、様々な形で属性情報を付与しておくことで、トピック検索をアシストします。
トピック編集において元コンテンツを流用もしくは複製をしたい場合、マニュアル作成システム「PMX」ではトピックエディタ上で行うことが可能です。トピックの属性情報のみを流用する「属性流用」と属性情報だけではなく内容もそのまま流用できる「複製」機能があり、それぞれ用途に応じた形で編集を行う事ができます。
複製したトピックには、どのトピックから複製したのかという複製元情報を確認することが可能です。また、元になるトピックからは、複製先トピック情報を確認することが可能であり、複製元と複製先は相互に関連性を持たせた形で「PMX」内で管理されます。複製元情報や複製先情報は編集することが可能であり、後から追加・削除を行うことが可能です。
▲「PMX」トピック属性編集画面(1.複製/2.属性流用/3.属性情報表示)
▲「PMX」トピック属性情報表示画面
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