XML DBとRIA技術により、柔軟性の高いSaaSをスピーディに提供
XMLおよびXMLデータベース(XML DB)のリーディングカンパニーであり、「XMLを活用した、やわらかいITサービスを提供する」株式会社サイバーテック(代表取締役社長:橋元 賢次 本社:東京都千代田区、以下サイバーテック)は、2010年5月18日(火)、「やわらかいSaaS」(柔軟性の高いSaaS)の提供を実施することを発表します。
現在のWebアプリケーションの問題点として、HTMLを中心としたシステムでは、おおよそ以下の問題点が存在いたします。
アクション(クリック)ごとに画面のリロードが発生し、操作時間がかかる。
複雑な画面構造を表現することが困難である。
上記のような問題を、サイバーテックが提供する「やわらかいSaaS」(柔軟性の高いSaaS)により、解消することが可能となります。
サイバーテックが提供する「やわらかいSaaS」は、従来のHTMLベースでは困難な、複雑な画面表示が可能であるRIA(Rich Internet Application)技術である、Adobeシステムズ社のFlexなどを採用する予定です。
また、RIA技術はXMLと親和性が非常に高いため、バックエンドのデータベースエンジンとして、サイバーテックが提供するXMLデータベース「NeoCoreXMS」を採用することにより、データベース構造の変更が容易で柔軟性の高い「やわらかいSaaS」を提供することが可能となりました。
従来の「HTML+RDB」を中心としたWebアプリケーションでは手間をかけた割には貧弱なユーザインターフェイスとなることが多かったのですが、「RIA+XML DB」を中心としたWebアプリケーションでは、モックアップを使った画面設計を行うことで、複雑な画面構成でも短期間に要件を確定することができます。また利用者に対しては操作性の高いユーザインタフェースを提供することができます。
データベースには、画面デザインや業務要件の変更に対して後から自由にデータ構造が変更可能なXML DBを採用することで、「HTML+RDB」を中心としたWebアプリケーションよりも複雑で、かつスピーディなインターフェースを実現しながら、運用後のシステム改修費用を抑えることに成功いたしました。これにより、ユーザへのコスト負担を軽減することが可能となります。
サイバーテックでは、XMLをハンドリングするXMLデータベース(国内トップシェア)製品を提供し、XML黎明期よりアプリケーションの開発に携わってきたノウハウを最大限に活かし、今後は自社商品のSaaS化や様々な用途でのSaaSの提供など、XML技術を用いた「やわらかいSaaS」を順次リリースしてゆく予定です。
サイバーテック:https://www.cybertech.co.jp/
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