WEBサイト制作後に考えておくべき運用保守について

ホームページ(Webサイト)の制作後の運用保守業務をカバーできる代行サービス

「新しいWebサイトを立ち上げたい」「ホームページのリニューアルをしたい」という強いニーズがあれば、短期間でサイトを公開することは難しいことではありません。しかし、公開後の運用保守については、行き当たりばったりとなってしまうケースがよくあります。
特にシステム関連の運用保守については、インフラの知識やスキルが求められるため、一朝一夕では対応できない可能性があります。そのような状況に陥った場合は、Webサイトの運用保守部分を請け負ってくれる代行サービスを検討しましょう。サービスの提供内容や価格は企業によってさまざまありますが、主に以下のようなタスクを代行してくれます。

ホームページ(Webサイト)の運用代行が可能なタスク一覧

バックアップの取得・管理

決められたサイクルで定期的にサイトデータを取得し、管理します。

データ復旧

サイトに何か不具合が起きた際に、正常稼働していた以前の状態に戻します。

ステージング環境の作成および管理

ステージング環境は本番公開サイトのコピーサイトです。本番サイトの障害発生の際に暫定処置としていつでも切り替えられるようスタンバイしておきます。また、本番サイトへの検証用環境としても使用されます。

新しい端末やブラウザへの対応

私たちが普段使っているGoogleやFirefox、EdgeといったWebブラウザは定期的にアップデートされます。大幅なアップデートの際には従来のサイトの表示に影響が及ぶ可能性があります。開発者向けには通常先行公開されるベータ版で検証を行いますが、バグのフィックスが完了すると正式版としてアップデートされます。端末は特にiPhoneの規格に注意が必要です。解像度や画面サイズ変更によって、端末によって意図しないサイト表示となる場合があります。

ドメイン・サーバーの更新(契約期間に基づく)

サーバー・ドメイン提供会社の契約内容・期間によりますが、契約期間の終了から一定期間が経過するとサイトの閲覧ができなくなくります。継続の意思がありながら放置することは無いとは思いますが、定期的に更新の管理が必要です。

サーバー管理や定期診断

障がいに備えて、サーバーの稼働状況を逐次チェックします。また、定期的に診断し、障害を未然に防ぎます。

SSLサーバー証明書の更新(ホームページのSSL化対応は必須となりつつあります)

SSLの詳細説明についてはここでは割愛しますが、無料でよく使われているSSLサーバー証明書が「Let's Encrypt」です。無償提供ですが、暗号強度は有料のSSL証明書と違いはありません。ただ、一般的な認証局が発行するSSL証明書が年単位なのに対し、Let's Encryptは90日間と有効期限が短いため、延長更新する必要があります(自動更新設定も可)。

Webサイトに組み込んでいる外部連携ツールの仕様変更に伴う対応

API、たとえばサイト内で自社のFacebook、Twitter、Instagramなどの投稿を表示している場合、仕様変更によってある日を境に正しく表示されなくなる場合があります(あるいは表示は問題なく見えても一部機能していないなど)。多くの場合、対処の仕方がデベロッパーサイドから提供されますので、情報を常にアップデートする必要があります。

備えあれば憂いなし。リソース状況を鑑みてWeb運用代行サービスの検討を

いかがでしたでしょうか。マイペースで運営する個人ブログならともかく、チームで運用する企業ホームページですと、Webサイトの規模感に応じていつかは上記の対応について考えなくてはならない状況があるかもしれません。特に立ち上げ初期の段階では見えない部分が多いですが、将来を見越して立ち上げ初期段階から情報収集しておくとよいでしょう。チームに有識者がいれば心強いですが、そうでなければWeb運用代行サービスを利用するのも手だと思います。もちろん当社でも上で述べたWebの運用代行サービスは承っておりますので、いつでもご相談ください!

ライター:yamachan

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