サイバーテック、XML専用データベース「Cyber Luxeon」の新版を出荷

報道関係者各位
2008年6月30日
株式会社サイバーテック
サイバーテック、XML専用データベース「Cyber Luxeon」の新版を出荷

顧客の声を反映し、運用面での品質向上を実現

株式会社サイバーテック(代表取締役社長:橋元 賢次 本社:東京都千代田区、以下サイバーテック)は、サイバーテックが開発・販売するXMLデータベース「Cyber Luxeon(サイバー ラクセオン)」の新版を7月7日に出荷する事を発表します。

「Cyber Luxeon」は、XMLデータをそのまま格納できる柔軟性・拡張性の高いXMLデータベース・パッケージで、主に製造業の製品情報管理分野で愛用されています。今回出荷する最新バージョンでは、稼働中のお客様からの声を反映し、主に運用面の品質向上を実現しました。最新版のバージョンと主な強化点は次の通りです。

最新版のバージョンと主な強化点

Cyber Luxeon 2.0.5 (Windows2003/XP-pro版)

  • ConnectionPooling対応
    クライアント/サーバ間の接続を保持するか否かの設定を可能にしました。
  • 接続数制限対応
    クライアント/サーバ間の最大接続数の設定ができるようになりました。これにより大量のクライアントアクセス発生時の、サーバ側の安定稼働を実現しました。
  • IPAddressAny接続対応
    DHCP等のネットワーク上で稼働するマシンのIPアドレスが変更されても、データベース接続に影響がでなくなりました。

Cyber Luxeon 2.1.1 (Redhat Linux ES4 版/Solaris10版)

全文検索ターボサーチに関する改善を行いました。

関連URL

https://www.cybertech.co.jp/

※商品名称等に関する表示、記載している会社名・製品名は各社の商標または登録商標です。
<本件に関するお問合せ先>
株式会社サイバーテック 社長室 広報担当:中村
E-Mail:info@cybertech.co.jp  TEL:03-5577-8000 FAX:03-5577-8002
<株式会社サイバーテックについて>
株式会社サイバーテックは、1998年に設立されました。コンテンツ管理(CMS)・文書管理・ドキュメント管理や、複雑なデータの管理に適しているXMLデータベース(XML DB)ソフトウェア「NeoCore」、「Cyber Luxeon」の2製品の提供をはじめ、各種業界向けプロダクトの提供や受託開発を実施いたしております。2006年には、フィリピン・セブ島にオフショア開発センターを設立しました。
https://www.cybertech.co.jp/
<XMLデータベースについて>
XMLデータベース(XML DB)は、ネイティブXMLデータベース(NXDB)とも称されます。XMLドキュメントをそのままの形で格納し、利用することによって、従来のRDBで必要とされた、複雑なマッピング処理が不要になり、やわらかい情報管理を実現しながら、高いパフォーマンスを保つことが可能です。RDBを機能拡張し、単にデータタイプの一つとしてXMLが扱える「ハイブリッド型データベース」に関しては、やはりベースとなる設計思想がテーブル型のアーキテクチャを持っています。したがって、「複雑なXMLデータを格納する」「一度格納したデータを更新する」「項目を追加する」といった処理は、XMLデータベースと比較すると、パフォーマンス面で圧倒的に劣ります。(約50倍~100倍) また、XMLデータベース・RDBともXMLネイティブ検索を実施する際はXQueryが必要となってきますが、実際にクエリー文を書く際にも、XMLデータベースではXQuery構文のみで済むのに対して、RDBでは従来のSQLにXQueryを追加する形となり、クエリー文も膨大な量になるため、「ハイブリッド型データベース」でXMLをハンドリングすると、システムメンテナンスコストは逆に増大する傾向にあります。その他、XMLデータベースに関する様々な情報は、XMLDB.JP(https://www.xmldb.jp/)をご覧ください。

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