海外の製造業やソフトウェア企業を中心に、DITA(Darwin Information Typing Architecture)の導入は進んでいますが、ネックになるのが、過去ドキュメント資産をどうするかという問題です。
Microsoft Wordで作成された過去ドキュメントであれば「Word2DITA コンバータ」を活用することでDITAファイルに変換することが可能となるので、DITA化における初期データ準備コストを下げることができます。
WordファイルからDITAファイルを生成する「Word2DITA コンバータ」
「Word2DITA コンバータ」は、MS WordのスタイルをDITA にマッピングすることで、DITAのマップ、トピック等の仕様に合わせたファイルを生成します。生成されたファイルをDITAのコンテンツ管理システムに格納して、アクセスや編集の管理をしたり、DITAエディタを使って再編集したり、DITA OT(DITA Open Toolkit)等を使って、文書として改めて組み立てることが可能です。
実際に文章を作成するすべての方がDITAの専門家であることは多くありません。タグやマップの情報はコンテンツを作成するときにはあまり関係がないため、MS Wordで文章を書くときにはこれらを意識する必要がないようにすることでDITA導入のハードルが下がります。
「Word2DITA コンバータ」はDITAのタグを意識することなく、通常の文書を作成するMS Wordを使って文書を作成することができ、一旦DITAに変換した後は、編集のプロフェッショナルが従来のDITAの編集工程と同じように、管理、編集、出力を行うことができます。
DITAには厳密な定義がありますが、XMLデータベース「NeoCore」はどのような定義情報のXMLデータもスキーマレスに格納し、高速検索を提供します。
DITA化プロジェクトにおいて、元のデータがMS Wordである場合、「Word2DITA コンバータ」で変換したDITAファイルに変換します。生成されたDITAファイルは、どのような構造のXMLデータも格納することができる「NeoCore」にそのままダイレクトに格納することが可能なので、大量のXMLデータが発生するDITAドキュメントをしっかり管理し、全文検索では探しにくいドキュメントをXML構造に即したクエリによる高速検索を実現します。
サイバーテックがフィリピン・セブに有するオフショア拠点「セブITアウトソーシングセンター」では、DITA導入プロジェクトにおいて必須となる、様々なデータのDITA化を行っております。
元データがMS Wordである場合、「Word2DITA コンバータ」により、XMLデータに一括変換後、微調整をXMLに長けた現地フィリピン人エンジニアが修正することで、データ移行工数の削減と品質維持を両立させることができます。
OS | Windows 8/8.1/10 |
---|---|
対応アプリケーション | Microsoft Word 2010/2013/2016 |
御相談、ご質問はこちら |
サービスご案内資料や、特別資料「マニュアル作成の効率化とコストダウンを実現するポイントとは? 」がダウンロードできます。 |
最新事例の公開情報や、イベント・セミナー情報をお届けします。 |