多品種製品情報管理システムの開発

組立加工メーカー(設備機器)

ワールドワイドで展開する組立加工メーカー(設備機器)において、SAPで運用されている本社基幹システムからマスタデータを取得し、独自の型番が多数存在する日本法人の製品データとマージすることにより、業務効率向上を実現いたしました。

製品情報管理/設備機器の組立加工メーカー G社

NeoCoreユーザ事例

製品情報管理
設備機器の組立加工メーカー G社

営業現場と製造現場が一体化。
「製品情報の見える化」プロジェクトの全貌

  • ベテラン営業マンのノウハウや設計者の暗黙知をシステム化するには柔軟性の高いシステムが必要
  • 型番ごとに異なる製品構成・仕様と関連コンテンツの管理は、データの正規化が必須のRDBでは困難
  • 本社のSAPとも連動。刻々と変化する顧客ニーズに対応できるXMLデータベース「NeoCoreEX」を選択

背景

製造業では、設計・営業の現場で使われている文書や図面など、コンテンツの管理面(検索・特定・入手)に課題を抱えている企業が多く存在する。特に、製品情報のデータベース化や仕様書や図面のライブラリ化が整備されていないために、営業部門を始めとする顧客対応部門の生産性低下と、見積り精度のバラつきが問題となるケースが多い。

以下では、現場の営業部門と技術部門が一体となって、製品情報の見える化に成功した事例を紹介する。

多品種少量生産型 設備機器組立メーカーの場合

海外に本社をもつ多品種少量生産型の日本法人G社(従業員約150名)では、顧客からの製造依頼に対して、数日間で完成品を組み立てて納品する体制を整えている。

この企業では、製品の種類が数万点に及び、その一つ一つに異なる型番を付与して管理しており、標準品と呼ばれる量産型機器を、顧客の要望に応じてカスタマイズしているのが特徴である。

製品ラインナップは本社基幹システムであるSAPで運用されているものとは別に、日本独自のものが存在し、本社の製品ラインナップの約4分の1にのぼっていた。

課題

顧客から製品の製造依頼を受けると、営業部門は過去の類似案件の情報を収集し、設計部門と共同で仕様書や図面を見ながら最適な提案とコスト試算を行う。ところが、製品情報や関連コンテンツが各所に散在しているため、最適な図面が探せず、過去の類似プロジェクトの情報が当時の担当者に聞かないと取り出せないという問題がおこっていた。

さらに、個々の製品に関する知識やノウハウが、ベテランの営業マンや設計者の暗黙知に頼らざるを得ない状況になっており、ベテランでないと誤った図面を選んでしまい、結局人手での対応を余儀なくされる事も多発していた。

課題解決のアプローチ

当初、文書管理や図面管理のパッケージ製品で検討を行っていたが、営業と製造技術現場が本当に必要なものは、製品仕様や構成情報と文書が連携した製品情報データベースで、それらの製品では実現が困難と判断。更に機種やカテゴリによって保有する属性が異なるため、製品の個性と多様化を維持したまま、製品/製品関連ドキュメントをライブラリ化する機能を備えたものが必須であった。

また、登録ルールの策定・製品カテゴリ・承認ルールの見直しとIT化を同時進行する必要があることがわかり、これを考慮し数十社の提案を比較検討した結果、データベースは柔軟性・拡張性に優れたXMLデータベース「NeoCoreEX」を採用。

大量の製品型番と製品ごとに異なるスペック、さらにはその製品に関連するドキュメント類を一元管理するためのデータベースと、Webから全て操作出来る、以下の製品情報・コンテンツ管理システムを導入した。

本社基幹システム(SAP)からマスタデータを取得し、独自の型番とそれに伴う設計情報が多数存在する日本法人の製品データとマージ

製品情報の見える化の実現。製品の個性をXMLの階層構造でありのまま表現

製品情報と技術文書を相互に紐付けて「検索」

登録者に負担のかからない自動紐付け

効果

各現場に散在していたナレッジが統合され、設計・製造・研究・保守サポート・マーケティング・営業部門等の垣根を越えた、製品情報検索を実現。営業活動を支援するためのS-BOMとしても活用できるため、顧客への提案活動等に際しても、本社データ・日本独自のデータに関係なく、型番その他様々な情報検索を通して、スピーディ・かつ正確なデータを引き出すことが可能となった。

システム構成図

設備機器の組立加工メーカーG社 システム構成図

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