Webサイトの運用・保守とは？

Webサイトの運用・保守はどうして必要なの？

そもそもWebサイトの保守ってする必要があるのでしょうか。
Webサイトは「完成した！やったー！」で終わりではありません。その後も、様々な変化に対応していく必要があります。例えば、Webブラウザのアップデートや、各デバイスの仕様変更などは定期的に発生します。そういったことに対応するためにも定期的にメンテナンスを行い、ユーザーに対してより良いWebサイトに保つ必要があります。ユーザビリティを考慮しながら、常にWebサイトを分析し、アップデートをしていくことが重要になりますが、それでは、Webサイトの運用や保守についてどんなことをするのでしょうか？

Webサイトの運用・保守ってどんなことするの？

Webサイトの運用・保守とは、Webサイトの公開後、Googleアナリティクスなどのサービスを利用してWebサイトの質を高めていき、ユーザーにとって優れたサイトを提供し続けることです。
Googleはユーザーを一番に考えており、ユーザーが抱える問題の改善方法が記載されているWebサイトや、ユーザーの満足度を向上し続けているWebサイトを上位に表示します。ユーザーが求めていることを把握し、Webサイトをブラッシュアップしていくことで、長い間ユーザーから支持されるWebサイトになっていきます。

Webサイトの運用・保守で実施すべき内容は大きく4つに分類されます。

• サーバーやドメインの管理
• SSLサーバー証明書のアップデート
• CMS（WordPressなど）のバージョンアップ
• ブラウザ、端末に関するアップデート

サーバーやドメインの契約情報の管理や、SSLサーバー証明書のアップデートは更新時期が定まっているため、定期的な更新が必要となります。また、CMSやWebブラウザのバージョンも変わっていきますので、その都度自社のWebサイトを確認する必要があります。どれか一つでも対応を怠ってしまうと、Webサイトが表示されなくなったり、Webサイトのセキュリティが低下してサイバー攻撃の的になったり、SEO対策が疎かになってしまい上位表示されなくなるなど、様々な問題を引き起こす可能性があります。そういったことが発生しないよう、Webサイトの運用・保守をきちんと行っていくことがとても重要です。

Webサイトの運用・保守は自社でやるべき？あるいは他社に任せるべき？

実際にWebサイトの運用・保守を行う場合、多くの問題に直面します。仮にWebサイトに関する知識がある社員がたくさんいて、Webサイトに関する様々な問題に時間を割けるようであれば、自社内でWebサイトの運用・保守を行うことは可能です。
ただし、自社内の社員がWebサイトにまつわる、すべての問題に対応できる時間があるとは限りません。Webサイトの運用・保守に求められる、Webサーバーの知識、新しいCMSのバージョンやセキュリティ対策の知識、最新の端末に関する知識、その他日々アップデートされていく事柄に自社ですべて対応していくのはかなり難しいかと思います。

そのような場合、様々なWebサイトの運用・保守を行っている社外のプロに頼むことで素早い改善・対応をしてくれるのであれば、より安心で確実な方法の一つになりえます。さらに、Webサイトの細かな修正にも対応してくれる会社であれば、別業務に時間を充てることも出来ます。信頼できる会社を見つけることが出来れば、一つのWebサイトだけではなく、複数のWebサイトの運用・保守をまとめて依頼することで、日々の業務効率が上がります。

Webサイトの運用や保守サービスを提供している企業は多くありますので、自社のニーズに合った会社選びが重要になります。ただ、いきなりすべてを丸投げするのではなく、少しずつ依頼し、その会社が出来ることや作業スピードなども考慮し、本当に費用に見合う運用・保守をしてくれるのかを見定める必要があります。万が一、依頼する企業の保守費用が高い、もしくは、対応が遅い、といった不満があれば、より良い企業に乗り換えることも一つの手段になります。

まとめ～Webサイトの運用・保守は長期的な視点で！

今回、Webサイトを作成した後の運用・保守の重要性についてご紹介いたしました。Webサイトを作成する時は、必ず公開後のメンテナンスを考慮することが重要です。企業として、長期的な視点でより良いWebサイトを維持し、ユーザーにとって価値あるものをいかに提供し続けられるかが大切です。

Webサイトの運用・保守業務は中長期的な仕事になりますので、目先の結果だけではなく、長めの目標を立てて、それに対して改善・向上し続け、ユーザー目線で良いWebサイトを保つことが必要ということを忘れないようにしましょう。

ライター：aya