サイバーテック社長ブログ

フィリピンにおける新たな隔離措置の概要(7月1日~7月15日)

フィリピンにおける新たな隔離措置の概要(7月1日~7月15日)

2020年7月 3日

3月から発令された、フィリピンにおける「強化されたコミュニティ隔離:Enhanced Community Quarantine(実質的な、ロックダウン)」をどの地域に何を適用させるか、といった内容は、このところ15日周期で見直されています。今回は7月1日から新しい枠組みが発表されました。

フィリピンでの実質的なロックダウンの種類ですが、以下の4種類が存在します。上から下にかけて制限が厳しくなります。簡単に説明すると、ECQ系は厳しめのロックダウン、GCQ系はゆるめのロックダウン、となります感じでしょうか。Mがつくと少しだけ緩くなるという仕組みです。

  • ECQ(Enhanced Community Quarantine:強化されたコミュニティ隔離措置)
  • MECQ(Modified Enhanced Community Quarantine:修正を加えた、強化されたコミュニティ隔離措置)
  • GCQ(General Community Quarantine:一般的なコミュニティ隔離措置)
  • MGCQ(Modified General Community Quarantine:修正を加えた、一般的なコミュニティ隔離措置)

たとえば、フィリピンといえば乗り合いバスの「ジプニー(jeepney)」が有名ですが、それらを含めた公共交通機関は、ECQ系(ECQとMECQ)はそもそも運航されていませんが、GCQ系(GCQとMGCQ)は運航されており、乗車人数に制限はあるが乗車可能です。外出に関しては、ECQ系は自宅滞在が基本ですが、GCQは高齢者を除き、ほぼ大丈夫、という感じです。

それから、市と市の境目にはチェックポイントが設けられており、例えばGCQ系のエリアからECQ系のエリアには、入ることができません。逆にECQ系のエリアから外に出る事もできません。

でも、ロックダウン当初はパスがあれば出たり入りできていました・・・(^^;

ECQの制限の厳しさを10とすると、

  • MECQ:9
  • GCQ:3
  • MGCQ:2

ぐらいの厳しさでしょうか。
具体的な指標があるわけではなく、あくまで定性的なものです。

今のところ、エリアごとに15日周期で適用されるレベルが変わっていますが、医療状況がひっ迫しているセブ市のみが、6月16日の施行に引き続き7月1日からも、フィリピン全土において最も厳しい制限(ECQ)となりました。泣

そうしたフィリピン政府からのアナウンスですが、前回の6月16日から6月30日の期間についても直前でした。しかもアナウンスは前日の夜。

今回もアナウンスは直前だろうとは予想していましたが、6月30日、フィリピン現地時間の夜11時に、7月1日(1時間後!)~7月15日における、ロックダウンのステータスが大統領からアナウンスされたようです。前回と同様、セブ市のみ一番厳しいECQです。

フィリピン ドゥテルテ大統領の会見動画
ィリピン ドゥテルテ大統領の会見動画キャプチャ画像

ちなみに、当社セブ拠点である、セブITアウトソーシングセンターはセブ市ではなくお隣のマンダウエ市に位置します。前回の6/15~6/30の期間に引き続き、今回もマンダウエ市はGCQとなり、ギリギリかすり続けている状態でなんとか耐えています。マニラ首都圏全域もGCQであり、MECQのエリアはゼロ。つまり、ECQ系はセブ市のみという残念な状況です。

ロックダウンの写真

日本では3月の学校一斉休校のお達しが急すぎるという意見も当時はありましたが、フィリピンではそのようなレベルではなく、アナウンスはいつも本当に直前であり、突然制限が厳しい方向に移行することも想定せざるをえません。批判ばかりが先行する日本国ですが(かなりメディアの報道姿勢にも問題あるかと思いますが)、先進国と新興国の差があるとはいえ、法規制も無い日本において、様々な対策はもとより、感染者数や死者数などの数値においても、給付金やマスク配布もあり、とても良い国だと思います。

日本において、批判先行の文化や背景を見ていると、誰もリーダーをやりたがらないので、政治家にリーダーシップが無い(=リーダーシップを持った人はやりたがらない)のは当然じゃないでしょうか。

何をするにせよ文句のみ飛び交うこの状況は、何とかならんかと思います。IT屋の私にできる事といえば、野放し状態のSNSのあり方を見直すような製品あるいはサービスをリリースすること?なのかもしれません。

そのようなことが、将来的にできれば・・・と、おぼろげに考えたりしています。

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