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みんなの党・渡辺党首の勉強会

みんなの党・渡辺党首の勉強会

2010年9月28日

今日、みんなの党・渡辺党首の勉強会に参加した。色々な話があったが、興味があったポイントとしてはこんなところ・・・
1)沖ノ鳥島:岩山ではなく、島である。
2)尖閣諸島:日本固有の領土である。
3)安全保障:日米同盟重視
4)基本方針:道州制の導入・小さな政府

以下、前から思っていることを含めた、私見。
1)沖ノ鳥島:岩山ではなく、島である。
島かどうかは正直微妙なところではあるが、少なくとも日本政府が島と言っているのだから島なんだろう・・・

2)尖閣諸島:日本固有の領土である。
これは全くその通りと思う。今日話では出てこなかったが、国際的にも認められているし、実際日本人が住んだこともある。中国側は日清戦争のどさくさに紛れて日本が領有権を主張した、と言うかもしれないが、武力で占領した満州などと異なり、どこの国にも属さないことを確認した上で自国領としている、国際的に見ても合法的なもの。中国側は埋蔵資源がほしいという意図もあるだろうが、もし今後強引に奪いにかかろうとすれば、それでは帝国主義と全く同じ。

3)安全保障:日米同盟重視
半分その通りと思うし、半分如何なものかと思う。そもそも憲法第9条があるから日本国憲法は平和憲法と言われているが、ただの「平和ぼけ」憲法。
船長を釈放してしまったのが失策と言われているが、この失策を生かし、今後の再発防止策として憲法第9条を改正し、自国は自衛隊で守る、ということを宣言すべきだと思う。世論も味方をする可能性も高いのでは。むろん大きな有事が発生すれば日米で協力したらよいかと。

4)基本方針:道州制の導入・小さな政府
道州制も良いが、今日本に必要なのはリーダーシップ。国民投票による大統領制を導入すべき。小さな政府の理由として、日本が官僚主導になっているという話であったが、強い権限の大統領がかじ取りをすれば解決する。
あと、補正予算を組んで金をばらまく大きな政府ではなく、減税を中心とした小さな政府、という意見には賛成。ただ、個人的には、制度が制度を生み、複雑化に拍車をかけている現状があると思う。したがって、例えば所得税・子供手当・還付等々全部廃止して、消費税一本にする、など、シンプルかつダイナミックな方法が今の日本の借金額から考えても、必要かと。

最後に・・・
中国は中華思想の国であり、アメリカですらてこずっている、という話があったが、それは価値観の問題であってどちらでも良いと思う。ただ言えることは、中国人は論理ではなく、言い出したら絶対に引き下がらない国民性(悪いと言っているのではなく、単なる事実)。また日本人は寡黙でおとなしいが、心の奥底には頑なな部分があり、同じく論理を超越した行動に出る国民性(いわゆる武士道)と個人的には思っている。今回の尖閣諸島の件は双方の主張が歩み寄ることはないかもしれないし、別にそれで良いと思う。ただ一つ今回の件を生かしてほしい事として、日本は弱腰外交ぶりを根本から訂正し、憲法第9条も速やかに改正し、アジアのリーダーのうちの一国として(中国もリーダーと主張するだろうし、実際GDPは抜かれるので日本のみがリーダーとはいえないだろう・・・)、中国としっかり対峙して2頭体制を築いてほしいと切に願う。
ちなみに「対峙する」というのは、戦争をするとか憎しみ合うとかではなく、敗戦国の影を一切引きずらずに、平行線になっても良いので、主張するところは主張する、ということ。船長の扱いを超法規的措置で解決する、などは論外である。そんなことでは北方領土も永久に帰ってはこない。

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