サイバーテック社長ブログ

西大門刑務所歴史館

西大門刑務所歴史館

2005年4月25日

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今日は毎週恒例の朝礼。韓国からは昨日の夜に帰ってきたのだが、最終日に行った新村(シンチョン)の西大門刑務所歴史館に行って感じたことについて話をした。
そこは日清戦争~第2次世界大戦での日本敗北までの間、韓国が日本の支配下にあったときに、日本軍に抵抗した人々が投獄されていた刑務所跡をそのまま歴史館にしたものである。昔日本軍が行った残虐な拷問が動く人形でリアルに再現されており、苦しみの叫び声も館内に響き渡るぐらいの大音量だった。「日帝の侵略に立ち向かって戦った愛国烈士たち」という表現があちこちにある解説文に書かれており、日本に対する恨みがひしひしと感じられた。処刑場跡もそのままに残されており、本当にここで大勢の人々が処刑されたのだと思うとぞっとする。
たまたま大人に引率された韓国の子供達の団体と一緒に見学したのだが、こういった歴史館に小さい頃から連れてこられているのだと思うと、反日感情は深く、そして脈々と受けつがれているのだと感じた。サイバーテックでは海外企業、特に上海との取引があり、エンジニアもしょっちゅう渡航するので、全く他人事ではない。仕事をする上でもその国ごとの歴史や国民の考えを理解した上で、そういった目で見られているということを理解した上でビジネスを行う必要がある、という話を行った。そのために現地で時間があれば日本で触れることのできない生の歴史に触れることを朝礼で勧めた。

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