企業情報や製品・サービスの告知、最新情報のお知らせや、求職者向けの情報提供を行う目的で、大半の企業がコーポレートWebサイトを保有していますが、最新情報の更新はおろか、放置された状態で、ただ存在するだけになっている企業も多く見受けられます。また、時々更新がされている場合であっても、企業の顔ともいえるコーポレートWebサイトが古いサーバー環境のまま公開されている場合は、乗っ取りや改ざんリスクにさらされています。
サイバーテックが提供する「コーポレートWebサイトの運用代行」サービスでは、コーポレートWebサイトの更新はもとより、WebサーバーやCMSなどの運用、あるいはドメイン管理やバックアップなど、コーポレートWebサイトにおいて後回しにされがちとなる様々な運用業務を代行いたします。
近年、企業活動におけるWebサイトの役割はますます重要になっています。特にコーポレートWebサイトは、企業の理念や事業内容を正確に伝えるだけではなく、ステークホルダーとの信頼関係を築くための基盤となっています。情報収集や取引先選定の多くがインターネット上で行われる現在、企業Webサイトは単なる会社案内の枠を超え、ブランドイメージや企業価値に直結する存在へと進化しています。このため、常に最新情報を反映し、ユーザーにとって価値のある情報を提供し続けることが求められています。
ステークホルダーは顧客だけというわけではありません。近年の人手不足を解消するために企業は積極的な採用活動を進めていますが、求職者への情報発信という観点でもコーポレートWebサイトは重要です。なぜなら、志望度が高い求職者は必ずコーポレートサイトを閲覧するため、採用面において適切な情報提供を行うことで、求職者の志望度向上につながるとともに、企業が求める人物像と求職者とのミスマッチを防ぐことにもつながるため、コーポレートサイトの重要度は非常に高いものとなります。
一方で、コーポレートWebサイトの運用には、コンテンツ更新、デザイン調整、システム管理など、多岐にわたる業務が伴います。日々のWebサイト運用を自社のリソースだけで対応しようとすると、担当者の負担が増大し、結果として別業務に忙殺される結果、Webサイトの事が後回しになってしまう結果、更新頻度が下がったり、品質が低下したりするリスクがあります。また、専門知識を持ったスタッフの確保や育成も容易ではありません。こうした背景から、コーポレートWebサイトの運用を外部に委託し、専門的な知見を活かして安定的にWebサイトを管理・改善していくニーズが高まっています。
コーポレートWebサイトをはじめとする、企業が情報公開を行うWebサイトの運用においては、情報の正確さと更新スピード、そして品質の維持が求められます。サイバーテックでは、こうしたニーズに応えるため、Webサイトの日常的な運用業務を代行するサービスを提供しています。新着情報や製品・サービス情報の更新、既存Webページの修正や、キャンペーンページの新規作成~公開対応に加え、アクセス解析に基づく改善提案やSEOを意識したコンテンツ支援など、コーポレートWebサイト全体の価値を高める多面的なサポートを行っています。
多くの企業では、Web担当者が日々の更新作業や修正対応に追われ、戦略的な業務に十分な時間を割けない状況が見られます。また、運用が属人化しやすく、担当者変更による品質のばらつきや引継ぎミス、セキュリティ事故などのリスクも潜んでいます。サイバーテックのコーポレートWebサイト運用代行サービスでは、こうした課題に対応するため、Webコンテンツ運用フローの標準化やマニュアル作成、第三者によるセキュリティチェックなど、安定かつ安全なWebサイト運用体制の構築も支援しています。
コーポレートWebサイトの運用代行サービスでは、スポットでのWebサイト更新対応から定期的なコンテンツUPによるWebサイト運用、あるいは採用シーズンに合わせたタイムリーな情報発信を行う必要がある、新卒採用向けのWebサイト運用支援まで、ニーズに応じた柔軟なプランを用意しており、HTML/CSSコーディングレベルのスキルを有した専門スタッフによるレビューや更新チェック体制、クロスサイトスクリプティング対応やW3Cへの適合性チェックなども実施しています。日々のWebサイト運用を全て外部委託、あるいは一部委託をいただくことで、社内のWebサイトご担当者様の負荷を軽減しながら、Webサイトの品質と成果の向上を目指す企業に向けた、実務的かつ実効性のある支援サービスです。
コーポレートWebサイト運用代行サービスでは、コンテンツ部分からWebサーバーなどの基盤部分やセキュリティ対策に至るまで、Webサイトに関するあらゆることに対応することができるプロフェッショナルサービスであるため、Webサイト運用業務をまるごとサイバーテックに委託いただけます。運用を実施する拠点は、ご予算や内容により、日本電気(NEC)様のセキュリティ基準をクリアした、フィリピン セブ島に有する自社オフショア拠点「セブITアウトソーシングセンター」での実施、あるいは日本国内の本社管轄による実施、もしくは両方の拠点によるハイブリッド形式の体制といった形で、柔軟にご対応させていただくことが可能です。企業様のIR情報といった秘匿性の高い情報も扱っておりますので、みなさまのWebサイトの運用業務を安心してご依頼頂けます。
すでに社内でコーポレートWebサイトの運用を実施されている企業様はもちろん、Web担当者の急な欠員補充といったニーズにおいても、長期的なサポート契約からスポット対応まで、柔軟にご対応いたします。また、定常業務は御社内で実施するけれども、技術的に難易度の高い一部の運用業務を切り出して頂くといったパターンであっても、Webサイトの専門スタッフがご対応いたします。顧客向けの情報発信とは異なり、専門知識が求められる、Webサイトによる求職者向けの情報発信といったご対応も、ご要望に応じてコンテンツのご用意から実施させて頂くことも可能です。やサイバーテックでは、「Web担当者が不在で運用が難しい」「更新業務を一部だけ外注したい」といった多様なニーズに対応できる柔軟なサポート体制を提供しています。
Webサイト制作にはUI/UXの観点やデザイン面が重要となりますが、Webサイト公開後の運用業務には、Webサイト制作とは求められる視点が異なるので、Webサイト制作企業からより専門性の高いWebサイト運用業者に委託先を切り替えることは、運用継続性やコスト面などで良い結果となる事があります。また、委託先企業に在籍している担当者の離職に伴い、今までスムーズにコーポレートWebサイトの運用がなされていた状況が変わり、一部の更新が滞ったままとなる状況も頻発しています。Webサイトの更新・運用には一度きりではなく、継続的な改善が不可欠です。サイバーテックでは、BtoB・BtoCを問わず幅広い業界におけるWebサイト運用経験を有しており、複数メンバーのアサインを実施しつつ、属人化しがちなWebサイト更新作業であっても、運用手順を標準化した上でマニュアル化することで、誰が担当しても一定品質を保てる体制を構築しているため、品質のばらつきといったリスクはありません。
サイバーテックが提供する「コーポレートWebサイトの運用代行」サービスの流れは、以下の通りとなります。
サービス提供の第一歩として、現在のWebサイト運用状況や体制に関する丁寧なヒアリングを行います。まずは、どのような目的でコーポレートWebサイトを運用しているのか(製品やサービスの情報提供、IR情報発信、採用活動、ブランディング、積極的な顧客獲得など)、関係部門との役割分担、担当者のスキルや稼働状況など、現在のコーポレートWebサイト運用の状況について、細かく具体的にお伺いします。また、コンテンツの更新頻度や内容、サーバーやCMSの管理状況、セキュリティポリシーの有無なども併せて確認し、コーポレートWebサイトにおいて現在抱えている課題や将来的な懸念点を洗い出していきます。コーポレートWebサイトの運用にありがちな「属人化によるブラックボックス化・緊急対応ができない・担当者の不在による停滞・外注先の品質不安定」など、様々な運用課題にも対応可能です。
コーポレートWebサイトに関するお客様からのヒアリングを踏まえ、企業ごとのニーズや体制に最適化した業務分担案と対応体制をご提案します。たとえば、日々のCMS更新業務やHTML編集、バナー制作といった定常的な作業だけを切り出していただく方法もあれば、サーバー管理やセキュリティ対応なども含めた包括的な業務委託も可能です。サイバーテックでは、NEC様の基準をクリアしたフィリピン セブ島の自社オフショア拠点「セブITアウトソーシングセンター」を保有しており、国内の本社チームとの連携により、リーズナブルかつ柔軟なコーポレートWebサイトの運用体制構築が可能です。日本国内のみで対応したい企業様には、本社側による国内のみの体制としてご提案もできますし、両拠点を使い分けたハイブリッド運用により、事業継続計画(BCP)対策としての価値もご提供しています。基本的に同一メンバーが担当させて頂きますが、体制構築時には、業務マニュアルの作成や作業プロセスの明文化もあわせて実施するため、弊社内での担当変更や業務の引き継ぎによる品質低下の心配はございません。
実際のコーポレートWebサイト運用フェーズでは、構築した体制に沿って、日々の更新作業からコンテンツ追加、画像差し替え、バナー制作、問い合わせフォーム管理、CMSの設定調整、HTML/CSS編集、サーバー監視など、Webサイト運用に関わるさまざまな業務を一括して対応します。採用ページやIRコンテンツのように、守秘義務の下、正確性や信頼性、タイムリーさが求められる情報についても、お客様からお伺いした公開スケジュールにて、弊社が有するマークアップ技術と万全のチェック体制のもとで、コーポレートWebサイトにて情報発信することができます。Webコンテンツ更新のたびに表記ルールやデザインがばらつくことのないよう、トーン&マナー(トンマナ)の統一やスタイルガイドの策定にも対応します。さらに、コンテンツボリュームが多い場合であっても、更新手順がマニュアル化されているため、公開スピードを落とすこと無く、高い品質でコーポレートWebサイトにコンテンツを配信いたします。
Webサイトの真価が問われるのは「公開後」です。サイバーテックが提供するコーポレートWebサイト運用代行サービスでは、ご要望に応じて、単なるWebサイトの更新作業にとどまらず、アクセス解析やSEOツールなどによる継続的なコーポレートWebサイトの改善提案をいたします。Google AnalyticsやSearch Consoleなどのツールを活用し、ユーザーの行動データを分析します。たとえば「採用ページからの離脱率が高い」「IRページへのアクセスが一定時間以降に減少している」といった傾向を把握し、それに応じたコンテンツ配置の見直しや導線の改善、コンテンツの方針や、動画の活用といったメディア利用などをご提案します。また、季節や市況に合わせた公開コンテンツのタイミングや発信手段(例:ニュース欄、FAQ更新、インタビュー追加など)もアドバイスいたします。単発の対応ではなく、企業のWebサイト価値を持続的に高めていくために、「コーポレートWebサイトをどうされたいか」という目標設定から成果測定までも視野に入れた「Webサイト運用のパートナー」として、長期にわたり伴走支援いたします。
「コーポレートWebサイトの運用代行」サービスに関して、よくあるご質問をまとめてみました。
サイバーテックのコーポレートWebサイト運用代行サービスは、業種・規模・運用目的を問わず、企業が保有するあらゆるコーポレートWebサイトに対応可能です。BtoBやBtoCの製造業・IT企業から、採用活動に力を入れる人材系・教育機関、地域密着型の中小企業に至るまで、幅広い実績があります。特に「Webサイトの担当者が多忙で更新が滞っている」「Webサイト更新作業が属人化して業務がブラックボックス化している」「Webサイトで配信する情報の鮮度を維持できていない」といった、ありがちなコーポレートWebサイト運用上の課題に対して、必要なタスクだけをご依頼いただくことで、スピーディかつリーズナブルな体制で支援できるのが当社の強みです。例えば、「採用ページだけ」「CMSの一部運用だけ」「HTML/CSS編集だけ」といった限定的なサポートも可能です。
コーポレートWebサイトは「放置しない」ことが、対外的に信頼性・効果性を保つカギとなります。たとえば採用ページやお知らせ欄、IR情報といったページが長期間更新されていないと、求職者に「活動していないのでは?」という不安感を与えてしまう、あるいは投資家に「積極的に活動をしていない企業価値の低い会社」と見られかねません。SEO対策の面でも、定期的な更新によって検索エンジンからの評価が上がりやすくなります。サイバーテックでは、月1回以上の更新や四半期ごとの改善サイクルを推奨しており、必要に応じて更新リマインドや年間スケジュールの設計支援も行います。コーポレートWebサイトの更新頻度が少なくても、定期的な運用スケジュールを設定することで、継続的な成果につながります。
はい、もちろん可能です。たとえコーポレートWebサイトの更新がほとんど無い、あるいは不定期であっても、Webサイトの安全性と信頼性を維持するためには、特にサーバ基盤部分の定期的な保守や監視が非常に重要です。たとえば、CMSやサーバーの脆弱性対策、セキュリティパッチの適用、バックアップ取得、フォーム動作の確認、リンク切れや表示崩れのチェックといった基本的な保守業務を継続的に行うことで、せっかくお問い合わせがあったにも関わらず手元に届かずロストしてしまうといった事だけではなく、セキュリティに起因したトラブルの予防や障害対応の迅速化につながります。更新が少ないWebサイトほど「放置されている」とみなされやすく、攻撃対象になりやすい側面もあります。そのため、情報発信をするコンテンツが無い、あるいはWebサイトの更新が少ない場合でも、セキュリティの観点から最低限のWebサイト運用は企業として必要です。サイバーテックでは、そうした「守り」のWeb運用だけを切り出してご依頼いただくことも可能ですので、専任のWebサイトご担当者がいない企業様にも安心してご利用いただけます。
はい、コーポレートWebサイトをどのようにリニューアルしようか、という企画段階からのご相談も大歓迎です。リニューアルの際は、目的・ターゲットに応じた情報構成(サイトマップ)やUI設計からご提案し、CMS選定、デザイン、コーディング、公開後の更新ルール策定まで、一貫した対応が可能です。リニューアルにおいては、全面リニューアル、あるいは一部リニューアル、もしくはリクルート用Webサイトのみを新規立ち上げたい、といった機能別のWebサイト新規構築など、お客様が実現されたい情報発信の内容や頻度、目的に応じた形で適切なご提案をさせていただきます。また、大がかりな既存サイトのリニューアルではなく、一部改修で住む場合も多々あります。その場合はWebサイト運用の範囲内で少しずつリニューアルを実施することも可能ですし、「どこを直せばいいか分からない」といった段階であっても、丁寧に伴走し、段階的な改修や並行運用などもご提案できます。Webサイト運用と構築のノウハウを併せ持つサイバーテックだからこそ、コーポレートWebサイトにおける長期的な視点に立ったご提案が可能です。
コーポレートWebサイト運用代行のご契約では、単なるWeb更新作業の代行にとどまらず、Web更新ミスの漏れやミス防止といった品質維持、さらにはお客様が求める成果につながる改善提案まで一貫して対応します。たとえば、コンテンツ流し込み・CMS自体の更新やセキュリティ対応・HTML修正・画像差し替え・バナー制作・アクセス解析レポート作成といった作業を日々の業務として代行しつつ、ユーザのアクセス状況について「どのWebページやコンテンツが見られているか」「どのWebページで離脱しているか・離脱率はどれぐらいか」といった分析結果を元に、UIや導線の改善提案も行います。Web担当者が不在・多忙でも、お客様の社内の一員のように並走することを重視しており、お客様が求める役割に合わせた柔軟な体制で支援いたします。コーポレートWebサイトの定常業務の安心運用と、成果を高めるための取り組みを長期的にお任せいただけます。
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