CMS導入時の初期データ投入・コンテンツ移行

CMS導入時の初期データ投入・コンテンツ移行が求められる背景

近年、Webサイトの目的は多様化してきており、それに伴ってWebサイトに求められる機能も増加しつつあります。例えば、今まで会社の情報を単に掲載していたコーポレートサイトも、商品やサービスの問い合わせを獲得するための入り口としての位置づけや、求職者向けの情報発信など、既存のWebサイトに機能を追加してゆくことが多くなっています。具体的には、製品やサービスの紹介スペースや、ブログを追加することなどにより、情報発信力を強化してゆくパターンが多くなっています。

そのような状況において、真っ先に検討すべきであるのが「CMS(Contents Management System:コンテンツ管理システム)」を用いたWebコンテンツ管理となります。もしCMSの導入がまだであれば、Webサイトの運用・運営面やSEO対策などにおいて効果が非常に高いので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。小規模のCMSであれば、レンタルサーバのオプション設定を行うだけで導入することが可能であり、分量が少ないものであれば、手動でコピーすることでWebコンテンツの移行を自社で完結させることが出来ます。

ただ、単純にコピー&ペーストのみで済ませてしまうと、リンクが変わることにより検索順位が落ちる・デッドリンクの処理がされないままとなる、といった、様々な問題が生じます。したがってWebコンテンツの移行作業は、単純作業に思えますが、SEOの知識やHTML/CSSのコーディングレベルの専門知識が意外と必要です。むろんページ数が多い場合は、人的リソースも必須となります。そのため、かかる手間や技術的な実装・コスト等が大きな課題となり、Webコンテンツの移行には様々なノウハウが必要となります。

「CMS導入時の初期データ投入・コンテンツ移行」サービス概要

サイバーテックが提供する「CMS導入時の初期データ投入・コンテンツ移行」サービスでは、既存のCMSから新しく導入するCMSへの単純コンテンツ移行をはじめ、CMSがまだ導入されていない静的HTMLで構成されているWebサイトや、独自システムで構築されているWebサイト内のコンテンツにおいても、Webコンテンツ移行をリーズナブルに実施いたします。

実施拠点は、フィリピンに有する自社オフショア拠点である「セブITアウトソーシングセンター」にて、CMSの新規導入や入れ替えにより、既存のWebコンテンツを新しいCMSに投入する「コンテンツ移行」サービスをリーズナブルに提供しています。数多くの実績があるフィリピン人エンジニアによって、JavaScriptなどのスキルが必要とされる技術的な調整や、SEO対策を考慮した、オーガニック検索においても移行前と同様のパフォーマンスを維持できるよう、リダイレクトの設定やデッドリンクを無くすことはもちろん、様々な経験から最適な方法をご提案いたします。最終的な日本語のチェックは日本人が行うことも可能ですので、低価格ながらも高品質なWebコンテンツの移行を実現します。

サイバーテック セブITアウトソーシングセンターでは、「NOREN・OpenText TeamSite・サイトコア(Sitecore)」といった大規模CMSから、「WordPress・MovableType・Drupal」といった小規模CMS、あるいはフルスクラッチで開発された独自CMSへのWebコンテンツ流し込みなど、様々なCMSへのコンテンツ投入を行ってまいりました。エンドユーザ様に限らず、CMS導入ベンダー様からのご依頼も大歓迎です。小規模Webサイトから、大量のページを有するWebサイトまで、経験豊富な当社にぜひオマカセください。

「大規模Webサイト・CMSへのコンテンツ移行」サービスの特徴

面倒なCMSへのコンテンツ移行を低価格にて実施!

公開してから年月が経過しているWebサイトはもちろん、ページ数自体が多いWebサイトの場合、移行作業のコストは膨らんでいきますが、経験豊富なオフショア拠点で実施致しますので、CMSへのコンテンツ移行が低価格で行えます。Webサイトのリニューアル後、良質のコンテンツを定期的に増やすことで、高いSEO効果を発揮しますが、コンテンツ投入の代行だけではなく、画像作成やコーディングレベルまでしっかりサポートできる「大規模Webサイト運用アウトソーシング・運営代行(BPO)」サービスも、ご要望に応じてご対応させていただきます。

移行ツールが使えないWebメディア・ブログなども可能!

既存データのエクスポート・インポートができない環境であってもご安心ください。様々なWebコンテンツの移行プロジェクトを手掛けてきた経験と実績を有したフィリピン人エンジニアにて、移行ツールが使えないようなプロジェクトにおいても、様々な手段で移行を実現いたします。移行後のPHPやJavaScriptの実装や修正、HTML・CSSコーディング等の調整作業もフィリピン人エンジニアが手作業で行うことが可能です。最終チェックは日本人にて行いますので、日本語も一つ一つ丁寧にチェックし、ミスなく高品質にてご提供いたします。

ベンダー様大歓迎。大量のWebコンテンツ移行も、オフショアリソースで解決!

CMS導入プロジェクトの全体的な工程において、導入したCMSへのWebコンテンツ投入に許容される期間は短いものが多く、かつ少ない予算しか見込まれていなパターンが多いのではないでしょうか。自社オフショア拠点「セブITアウトソーシングセンター」では、経験豊富なエンジニアが多数在籍しておりますので、短納期かつ人的リソースが大量に必要となるプロジェクトにおいても、手順を踏んでしっかりとCMSに移行データの流し込みを行います。

「CMS導入時の初期データ投入・コンテンツ移行」サービス内容

「CMS導入時の初期データ投入・コンテンツ移行」サービスの流れは以下の通りとなります。

1. 構造化マップによる、現在のWebサイト確認、およびCMS移行後の構造確認

Webコンテンツ移行にあたり、「構造化マップ」などにより、現Webサイトの構造把握から行います(存在しない場合は、弊社で作成することも可能です)。新Webサイトの移行には、「Webコンテンツ移行計画表」により、新旧Webサイトの移行対象ページや、階層構造・タイトル・メタ情報などの情報をどのように設定するかといった内容や、スケジュールなども含めた形でご提示いただきます。Webコンテンツ移行計画の立案から行う場合は、ご要望をお聞きした上で移行計画表を作成し、お客様に確認していただきます。旧Webサイトのログイン情報が不明となっている場合に関しても、ブラウザ経由でコンテンツを取得することにより、新Webサイトに実装することも可能です。秘密保持契約の締結が必要となる場合は、いつでもお申しつけください。

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2. CMSへのWebコンテンツ移行手順書の作成

ほとんどの場合、単純にコピー&ペーストで単に旧Webサイトから新Webサイトにコンテンツを移せるほど簡単ではありません。CMSに精通した専門的な知識が必要であるだけではなく、ほとんどの場合、旧Webサイトと同じ動作を実現する必要があるため、フィリピン人エンジニアがHTML・CSSのコーディングを行いつつ、場合によりPHPやJavaScript等による実装・修正が必要である場合は、それらも対応いたします。また、移行作業を全て手作業で実施するのではなく、できるだけツールを用いて半自動化を目指します。それらに必要となるバッチ処理のプログラム作成はHTMLコーダーには難しいため、Java、PHPなどが扱えるプログラマが別途作成いたします。

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3. CMSおよびWebコンテンツ移行トレーニング~パイロットプロジェクトの実施

移行先のCMSがスクラッチベースで作られたような、独自のCMSであった場合などは、トレーニング期間を設け、あらかじめCMSの内容を把握するようにいたします。新旧WebサイトのCMSアカウントと素材データ(旧WebサイトにCMSが使用されていなければHTMLファイル等のデータ)をいただき、旧Webサイトと比較しながら新Webサイトにコンテンツを流しこみ、制作していきます。その上で小ロットの移行プロジェクトを実際に行ってみた上で課題抽出をいたします。もちろん、サイバーテック セブITアウトソーシングセンターが経験済のCMSであれば、このステップは不要となります。

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4. すべてのWebコンテンツをCMSに移行開始

全コンテンツの移行を開始します。素材データがある場合は頂いた上で流し込みますが、切り出しが必要な場合も対応可能です。単純に流し込むだけではなく、動的なWebサイトの場合、JavaScriptなどにより復元いたします。ページごとにテンプレートが存在するようなタイプのCMSもしくはWeb作成ツールから移行する場合、移行先のCMSによってはページごとのテンプレートを作成することが管理上このましくないケースも多々あります。そのような場合はどのテンプレートを適用するかをご相談させていただき、出来るだけ元のページレイアウトに近い形で復元するべく、コンテンツの流し込みを行います。

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5. 新旧Webサイトの確認

Webコンテンツ移行後の新Webサイトと、旧Webサイトを比較し、齟齬がないか確認します。同時に流し込む際のミス(意図しない場所での改行や、テキストの回り込みなど)もチェックした上で修正いたします。チェックはご予算に応じて、フィリピン人によるチェック、日本人によるチェック、フィリピン人と日本人によるチェックといった形に柔軟にご対応可能です。対象コンテンツも、全件確認から間引きチェックなど、柔軟に対応させていただきます。

「CMS導入時の初期データ投入・コンテンツ移行」サービスの事例・価格

静的HTMLから独自CMSへのコンテンツ移行作業

概要 国内大手コンピュータ総合メーカーのグローバルWebサイト内に存在する静的Webコンテンツ(HTML)を、導入済の独自CMSへリーズナブルに移行
期間 一年
ボリューム 数万ページ・11言語
使用ツール・技術 HTML/CSS、JavaScript
CMS お客様の開発による、独自CMS
作業場所 セブITアウトソーシングセンター(フィリピンの自社オフショア拠点)
価格・費用 お問合せください

学校法人WebサイトのCMS(Sitecore)導入に伴う、Webコンテンツ移行

概要 学校法人が有する大規模WebサイトにCMS(Sitecore)を導入したことに伴い、一部静的HTMLページを残しつつ、Webコンテンツの移行作業を実施
期間 5ヶ月(約50人月)
ページ数 約16,000ページ
使用ツール・技術 HTML/CSS、JavaScript、Excel
CMS Sitecore(サイトコア)
作業場所 セブITアウトソーシングセンター(フィリピンの自社オフショア拠点)
価格・費用 お問合せください

WebメディアへのCMS(NOREN)導入に伴うコンテンツ移行作業

概要 大手金融サービス企業による、Webサイトを活用した情報発信の強化と管理効率化のため、CMS(NOREN)導入に伴うWebコンテンツの移行作業を実施
期間 3か月
ページ数 約2,000ページ
使用ツール・技術 HTML/CSS、JavaScript、Excel
CMS NOREN
作業場所 セブITアウトソーシングセンター(フィリピンの自社オフショア拠点)
価格・費用 お問合せください

上記は一般的な「CMS導入時の初期データ投入・コンテンツ移行」サービスの事例となります。そのほか多数の事例がございます、詳細はお問合せください。

「CMS導入時の初期データ投入・コンテンツ移行」サービス Q&A

サイトコア・NOREN・OpenText TeamSiteなどのCMSが導入された、CMS導入時の初期データ投入・コンテンツ移行にまつわる次のような課題をお持ちではありませんか?

日本語Webコンテンツの流し込みなのに、日本語が読めないフィリピン人による海外オフショア委託だと心配です。

サイバーテック セブITアウトソーシングセンターでは、様々なCMSへのWebコンテンツの流し込みを行ってまいりました。フィリピン人エンジニアは、日本語は読めませんが日本語コンテンツに多く親しんできており、さらにCMSへのコンテンツ投入後の最終チェックは日本人による実施も可能です!

CMSが全く使われていない静的HTMLによるWebサイトであるため、CMS導入~Webコンテンツ移行は本当にできるのでしょうか?

むしろ静的HTMLで構築されているWebサイトであるからこそ、CMS導入の意義が高まります。CMSへのコンテンツ移行において、データを流し込む際にリンクは元のWebサイトのものを維持、もしくは内部リンクを設定することにより、Googleなどの検索エンジンによるオーガニック検索順位を落とすこともありません!

スクラッチベースの独自開発されたCMSから、市販のCMSに移行できますか?

セブITアウトソーシングセンターには熟練のエンジニアが多数在籍しておりますので、移行元のCMSやWebサイトの構造を理解した形で、移行先のCMSに必要とされるテンプレートを構築し、Webコンテンツを流し込みます。もちろんスクラッチベースのCMSにデータを流し込むことも可能です!

移行対象Webページが大量にあるが、CMSへの流し込みのプロジェクト運営は大丈夫でしょうか?

サイバーテック セブITアウトソーシングセンターでは、大量のWebコンテンツをCMSに流し込むプロジェクトをいくつも行ってまいりました。Webコンテンツ移行という、大量に発生しがちであり、HTMLコーディングのスキルが必要となるにも関わらず、日本人が敬遠する単純作業だからこそ、海外オフショアによる低コストオペレーションで最大の効果を発揮します!

CMSへのWebコンテンツ移行について、海外オフショア委託は何となく不安だ

ぜひ一度、本社サイバーテックのコンサルタントにご相談ください。ITに精通したコンサルタントよりお客様に最適なご提案をさせていただきます。もちろん、セブITアウトソーシングとも緊密に連携しておりますので、その後のオフショア委託までスムーズに引き継がせて頂きます!

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