2010年 新年のご挨拶

2010年 新年のご挨拶

平素は大変お世話になっております。新年明けましておめでとうございます。
謹んで新年のご祝詞を申しあげます。 旧年中はひとかたならぬご用命を賜り、心から厚くお礼申し上げます。 年頭にあたりまして、サイバーテックを代表してご挨拶を申し上げます。

日本経済は混迷の一途をたどっており、IT業界もその余波を受けておりますが、弊社の主な活動フィールドとなります「やわらかいソフトウェア」を実現するデータ基盤である「XML」を用いた各種システムに関しては、経営におけるスピードアップや柔軟性が求められる昨今の状況を反映し、ますます普及が拡大致しております。

具体的には、最新のExcelやWordは全てXML(Office Open XML)で構成されていることから、簡単にデータを抜き出して再利用する、というXMLならではの用途も手がけることができました。また、柔軟性の高いインターフェイスが提供可能なAdobe flexなどのリッチクライアントではXMLが標準的に用いられることから、同じく柔軟性の高いXMLデータベースが採用されるなど、XMLテクノロジーを活用した先進的なシステムが数多く稼動し、実際にお客様にて有用性を感じて頂くことができました。

その熱気は冷めることなく、前回を上回る規模で開催致しました国内最大級のXMLデータベースイベント「NeoCoreサミット2009」は、ほぼ満員という大盛況で、XMLデータベースに対する注目度の高さを再認識することができました。

XMLに関しても1998年2月10日の誕生(W3Cからの勧告)から10年以上が経過しました。XMLも基盤技術としてすっかり浸透し、昔と異なり「XMLって何?」と聞かれることもめっきり減りました。そして、XMLで記述されたデータが日増しに増加するとともに、それらを格納するストレージであるXMLデータベースのニーズも格段に増えました。特に本年は、皆様方から「XML DBとRDBの違いが知りたい」というリクエストが非常に多くなったと感じた一年でした。

また、フィリピン・セブ開発センターでは、日々最新技術の蓄積を行いつつ、昨年から翻訳・データ入力・データ変換などのBPO業務も請け負うことに致しました。昨今の円高の状況において、従来にも増して高いコストパフォーマンスを発揮できる状況となりました。

本年も、弊社が掲げております「XML everywhere」をキーワードに、XMLやXMLデータベースが普遍的な基盤技術として、より多くの分野・用途で利用されるよう、全力で取り組みます。そして、XMLやXMLデータベースを用いることにより皆様方の業務効率化に少しでも貢献できるようスタッフ一同本年も鋭意努力してゆく所存です。

最後になりましたが、本年もみなさまのご多幸を心よりお祈り申し上げますとともに、旧年に増してのご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

平成二十二年元旦
株式会社サイバーテック
代表取締役 橋元 賢次

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