複雑な階層構造のデータの取扱いやデータ構造の追加変更が頻繁に発生するような情報系システム、特にドキュメント管理やコンテンツ管理の分野においては、XMLをそのまま扱えるXMLデータベース(XMLDB)の方が、ハイブリッド型XMLデータベースに比べ、高いパフォーマンス性能と柔軟性、高い費用対効果を得られます。特に差が顕著に出るのが検索系で、処理によりRDBのネイティブXML機能で1秒かかる処理が0.1秒前後で可能となります。
XMLデータベースを適用させる事で、より高い費用対効果が見込める適用分野とは?
1999年。XMLデータベースが日本市場に投入されて以来、XMLデータベースは様々な場面で利用され、お客様のニーズと共に進化、成長してきました。
1999年 「エクセロン」を皮切りにXMLDBが日本市場に登場
2002年 検索性能を大幅に強化したXMLDBの登場
2006年 RDBにXMLDB機能を加えた「ハイブリッド型」の登場
企業の現場で増大し続けるデータを効率よくデータベース化するニーズが高まる中、目的に合わせたデータベースの選定について解説しました。

柔軟性・拡張性が求められるシステムには、XMLのデータフォーマットが必要不可欠です。このXMLをデータベース化する場合、従来からあるRDBを用いる方法と、XMLのハンドリングに特化したXMLデータベースを用いる方法の2通りが存在します。
RDBにXMLデータを格納する方法は次の3通りです。(下図①~③参照)
①各テーブルに対してXMLを分解し、マッピングして格納する方法。これは、データ構造が変わると結局テーブルを設計し直す必要があり、本来XMLが持っている高い柔軟性は損なわれてしまいます。

②CLOBフィールドにXMLをそのまま格納する方法。XMLの形式にとらわれずに格納することができますが、パフォーマンスが非常に悪くなります。

③RDBにXML型が扱えるように機能拡張した製品がありますが、XML型のフィールドに格納した場合、スキーマレスデータに関しては、検索パフォーマンスの低下や開発効率の低下につながります。

一方、XMLデータベースは、 「階層構造」のデータを効率的にハンドリングし、XMLが持つ「柔軟性・拡張性」を最大限に生かしたアプリケーションを開発するための様々なテクノロジーを搭載しています。これにより、高い柔軟性を維持したまま、XMLデータを高速に利用することができます。開発効率を下げる複雑なマッピング処理や、パフォーマンス性能の低下に悩むことはもうありません。

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