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第4回 “XML”と“HTML”、そしてJAVAとの関係

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“XML”と“HTML”の違いは?


ウェブページ作成に広く使われている“HTML”は、ウェブ上の技術を標準化するW3Cが定めた“HyperText Markup language”の略称です。拡張が可能なテキストへのマークを記すための言語(マークアップ言語)で、タグとテキストで構成し、文中に設けたリンクから他のウェブページへジャンプできることなどで親しまれています。HTMLを活用すれば、インターネット上で容量の小さなドキュメントを軽快に格納・交換することができます。
 そして“XML”は“eXtensible Markup Language”の略称で、“SGML”を単純化した拡張性に優れたマークアップ言語です。HTMLとXMLの母体“SGML(Standard GeneralizedMarkup Language)”は、電子出版物や大量に及ぶ文書を効率的に活用するために、国際標準化機構(ISO)によって定義されたマークアップ言語のこと。“SGML”は1980年代に生まれ、仕様書だけでも500ページに及ぶなど、現在では実用困難なため、幅広い普及には至っていません。そこで、ウェブ上の情報発信・共有に適し、よりカンタンに使いこなせる“HTML”が生まれ、それ以上の拡張性をかなえるために生まれたのが“XML”なのです。“XML”は、SGMLの検証、構成、拡張性などの機能を 厳密に受け継ぎ、構造化されたデータをウェブアプリケーションへ送信する点を重視して開発されました。もちろん、SGMLよりも扱いやすく実用性に優れています。ドキュメントタイプの定義・検証や、 SGML定義によるドキュメントの認証・管理なども容易に行なうことができます。運用面でも、HTMLと同様の使い方で、ウェブ上でSGMLの様々な機能を活用することができるようになります。
また、SGML,HTML双方とのデータ互換性も備わっています。“HTML”が一つのファイル中にデータと表示スタイルに関する情報が混在しているため、表示方法のみ変更したい場合でもHTMLファイルごと修正しなければなりません。しかし、“XML”で生成すれば、データを構造化して保ち、表示スタイルに関する別ファイルを変更するだけで、容易に表示形態を変えることができます。つまり、“XML”を使えば、“HTML”では不可能だった「同一データを異なる複数の形態で表示する」ことも可能になるのです。

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XMLはどんなことに使われているのでしょうか。



“HTML”が、固定的であまり変化のない情報発信に向いている一方、“XML”は見せ方に関する情報をできるだけ省き、論理的な構造・内容・属性を表現するドキュメントです。こうした“XML”ならではの特性は、ウェブ上の多岐にわたる分野に活かされています。
 SGMLからの歴史的応用や、フォーマット統一を図るドキュメントの表現形式としては、マニュアル、カタログ、行政申請書、医療カルテの運用・管理等に。また、B2Cなどで情報とスタイルの分離、データの自動処理等を図る上では、HTMLの機能的な限界を越えるウェブパブリッシングのデータベースとして用いられているほか、配付データベースとしても普及しつづけています。さらに、B2Bや基幹システムの基盤として、XMLを使ったデータ交換、データベースの連携、設定情報ファイルの記述等にも利用されています。

 
HTMLと比較した“XML表示”によるウェブ上での代表的なメリット
・ユーザーが望むページ構成で表示させることも可能になる。

・必要な部分を個別に取り出すこともできるようになる。

・データの並べ替えも自在になる。


“JAVA”ってなに?“XML”との関わりは?



“Java”は、米Sun Microsystems社がC++をベースに開発したオブジェクト指向型のプログラミング言語です。“XML”と同様に、OS等のプラットフォームに依存しないため、分散したアプリケーション間でデータを交換するために適しています。こうした特性から、PC、ワークステーションだけでなく、最近では携帯電話にもJava仮想マシン(Java VM)が搭載されています。JAVAアプリケーションでドキュメントを作成すれば、ウェブページへの添付もできるようになります。
 “XML”がもっと普及していけば、各種ウェブオーサリングツールもより柔軟化して、基本的なドキュメント構造をもっとカンタンに扱えるようになるでしょう。そうした環境が整えば“Java”は、フォーマット間の仲介だけでなく、コンピュータ操作やイベントの取り扱い、タスクとダイナミックコンテンツの自動化、各種ビューア表示によるプレゼンテーションなど、様々なシーンで重要な役割を担っていくことが期待されています。




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