サイバーテック通信Vol.17　インテックソリューションパワー様が「NeoCore」販売代理店に

☆社長室ナカムのつぶやき ～ 寅年だけに、大河（タイガー）ドラマの話ぜよ！！ ～

1月3日から放送が開始されました、坂本龍馬の生涯を描いたNHK大河ドラマ「龍馬伝」。土曜ドラマの秀作として名高い「ハゲタカ」のスタッフが多く関わっているので、結構期待しています（＾～＾*）

毎年、大河ドラマの舞台になった場所が観光地のブームとなりますが、既に高知県や長崎県も脚光を浴びているようです。私はこのタイミングで一度も行ったことのない四国に旅行に行ってみようかなぁと考えています。個人的にはひこにゃんやせんとくんに続くご当地ゆるキャラも活躍してくれることを楽しみにしています（笑）

☆今月のトピック／（1）【リリース】インテックソリューションパワー様と「NeoCore」販売代理店契約を締結

1月13日、株式会社インテックソリューションパワー様と「NeoCore」の販売代理店契約を締結しました。インテックソリューションパワー様は、理化学機器の卸業を展開するアズワン株式会社に、XMLデータベース「NeoCore」を使ったWebカタログのシステムを構築・導入した経験を有しており、今回サイバーテックのXMLデータベース「NeoCore」の販売代理店契約締結を機に、XMLの柔軟性と拡張性を生かしたシステム開発にも注力し、システムソリューション事業の売上拡大を目指します。

◎このプレスリリースは、こちらのWebサイトで確認↓↓↓
https://www.cybertech.co.jp/xml/press/20100118.php

☆今月のトピック／（2）【イベント】2月3日～5日開催「PAGE2010」NeoCoreパートナー企業のソリューションが集結！

2010年2月3日（水）～2月5日（金）に開催される印刷業界向けの総合展示会「PAGE2010」（主催：社団法人日本印刷技術協会－JAGAT）において、XML・XMLデータベースを活用したソリューションを展示、自動組版による印刷物の制作効率化やXMLデータ管理によるワンソースマルチユースから、Web-To-Printへの対応についての展示・講演を行います。皆様のご来場をお待ちしております。

◎弊社 小野が講演します。
2月5日（金）10:00～12:00「デジタル印刷 DAY：F4 デジタルプリントのWeb to Print」
http://www.jagat.jp/content/blogcategory/99/386/

◎NeoCoreパートナー企業がソリューションを展示します。

• アンテナハウス株式会社／株式会社エクスイズム
  【展示ホールD-30 文化会館2F】
  XMLを使った取説、マニュアルや技術論文等のドキュメントをXML化するサーバサイド組版連携の編集システムのデモの実演等の展示
• ネクストソリューション株式会社
  【展示ホールD-7 文化会館2F】
  XMLデータベースを使った「医療添付文書作成管理システム」などの展示。
• 株式会社プロフィールド
  【展示ホールD デジタルワークフロー・ソリューションZONE内】
• 株式会社ロココ
  【展示ホールD デジタルワークフロー・ソリューションZONE内】
  XMLデータベースと自動組版「METAWORKS」を使ったWeb-To-Printの展示とデモ。

☆共催セミナー／東京：1月21日（木）、大阪：1月22日（金）開催／月10万からのWeb-To-Printで印刷ビジネス拡大を！

【主催】株式会社ロココ
【共催】株式会社サイバーテック

POD（プリントオンデマンド）、バリアブル、One To Oneマーケティング・・・近年、競争が厳しい印刷業界にあってさまざまな技術、取り組みがなされています。デジタル印刷機の普及もそのひとつ。しかし機械を導入しただけでは売上は拡大しません。売上拡大に寄与する仕組みとして注目を集めるWeb-To-Printのシステム。数百万～数千万ではなく、月10万円から始められるWeb-To-Print「METAWORKS OnDemand」の全貌をご紹介いたします。

◎セミナーの詳細はこちら↓↓↓
＜東京＞https://www.cybertech.co.jp/xml/seminar/20100121.php
＜大阪＞https://www.cybertech.co.jp/xml/seminar/20100122.php

☆トレーニング／1月29日（金）開催：NeoCore入門トレーニング【有償】

毎月ご好評頂いている「NeoCore入門トレーニング」。

XMLデータベースの概要と操作方法を1日で学習頂ける、SE/プログラマ向けのハンズオントレーニングです。トレーニング終了後は、カリキュラムに即した「使える！」状態の「NeoCore」をお持ち帰り頂けます。

◎トレーニングの詳細・お申込みはこちら↓↓↓
https://www.cybertech.co.jp/xml/xmldb/training/

☆サイバーテック主催定例セミナー／2月24日（水）開催：「XMLデータベースをもっと良く知ろう！」～トップシェアカンパニーがXMLデータベースをやさしく解説～

XMLデータベース製品に関する理解を深めてもらうためのセミナーです。

XMLデータベースの情報収集目的の方から、自社システムのデータベース選定を行う方まで、製品にご興味のある方はお気軽にご参加頂けます。

本セミナーでは、下記の疑問にXMLデータベースのプロがズバリお答えします。

・そもそもXML DBって何？
・XML DBとRDBとの違いは何？
・XML DBは、RDBに置き換わるのか？
・XML DBの得意分野・苦手分野を知りたい
・XML DBにはどんな製品があるの？（サイバーテック製品、他社製品）

◎セミナーの詳細・お申込みはこちら↓↓↓
https://www.cybertech.co.jp/xml/seminar/20100224.php

※1月24日（水）の定例セミナーはご好評により満席となりました

☆お客様・パートナー企業様ご登場！ ～ 株式会社インテックソリューションパワー 様 ～

サイバーテックのお客様やパートナー企業様にご登場頂くコーナーです。今回ご登場いただくのは、XMLデータベース「NeoCore」の販売パートナー、株式会社インテックソリューションパワーの西山部長様です。

サイバーテック 小野
今回のご登場、ありがとうございます。まずは御社の業務内容について、教えて頂けますでしょうか。

株式会社インテックソリューションパワー 西山様
インテックソリューションパワーは、株式会社ITホールディングスグループの企業で首都圏、関西を中心に全国10拠点でソフトウェア開発／保守、ネットワーク構築/運用監視までワンストップサービスを提供している、独立系のITソリューションベンダです。

サイバーテック 小野
1月から販売代理店としてXMLデータベース「NeoCore」の取扱いを開始されたわけですが、御社が手掛けられたXMLデータベースの構築事例について教えて頂けますでしょうか？

株式会社インテックソリューションパワー 西山様
日本最大手の理化学商社であるアズワン株式会社様のWebカタログシステムを構築しました。このシステムは現在も稼働しており、弊社でアプリケーション保守を行っています。掲載商品カテゴリが多岐にわたるWebカタログのデータ管理にXMLデータベース「NeoCore」を提案し、システムの構築を行いました。

サイバーテック 小野
XMLデータベース「NeoCore」のどのような部分がお客様のメリットとして受け入れられたのでしょうか？

株式会社インテックソリューションパワー 西山様
構築にあたっては、「レスポンスの向上」「メンテナンスビリティの向上」「自由にカスタマイズできる柔軟性」の3要件を掲げて提案しました。ひとつのフレームの中でキャッチコピーや仕様、特長といった商品の明細情報を伝えて、これらをひとつのデータとして、さらに注文コード・型番・寸法・温度・価格などの基本項目を表現する、といったXMLならではのメリットが最大のウリでした。当時、他のXMLデータベースとの比較もしましたが、圧倒的にパフォーマンスが速かったのが「NeoCore」でした。

サイバーテック 小野
XMLシステムの構築経験を生かして、今後もやわらかいアプリケーションを提供される事を期待しています。弊社も精一杯ご支援させて頂きます。

◎株式会社インテックソリューションパワー様の構築事例はこちら↓↓↓
https://www.cybertech.co.jp/xml/casestudy/finance/fi03/

☆こてこてベンチャー社長奮闘記 歴史編 ～ EPISODE 19 RedHat ～

前回「LASER5 Linux 6.0」に、無料かつ機能限定版の「データベース職人 体験版」をバンドルしてもらい、フル機能を実装する製品版を有償ライセンスとして提供する仕組みも整えた。

その矢先、LinuxOSの世界では当時ほぼデファクトになっていたレッドハット社の方と偶然会う機会が訪れた。レッドハットの方は、まだプロモーションを開始したばかりの「データベース職人」のことを知らなかったが、どのようなソフトウェアなのかをプレゼンテーションし、「LASER5 Linux」に既にバンドルされていることもPRした。ただ、天下のレッドハットである。バンドルはさすがにハードルが高いだろう・・・と思いきや、あっさりOKが出た。

提供形態をRPM（RedHat Package Manager）形式で提供しなければならない以外は、2回目ともなれば手馴れたもので、無事「RedHat Linux 6.2」にバンドルをしていただく事に。

ちょうどその頃と前後して、いわゆる「BitValley」が過熱化していた。

立ち上がり当初の名称である「Bitな飲み会」の頃から参加していたが、「BitValley」という名称で一大ムーブメントになっており、主にITサービス系の事業をやっている周りの友人達が様々なメディアに取り上げられるようになっていた。

そして2000年2月2日。渋谷ではなく六本木ベルファーレで過去最大の「BitValley」が開催された。ソフトバンクの孫正義さんが登壇し、「3000万円で特別便の飛行機をチャーターしてスイスから会場に来ました！」というスピーチが始まると、会場は熱気の渦に巻き込まれた。私は、というと、昔から出入りしていたためか、いわゆる下の箱ではな く、上の階にあるVIPエリアに顔パスで入ることができた。(^^)v

サイバーテックはITサービスではなく、ソフトウェア開発、しかもBtoBであるため、どちらかというと地味な部類に属する。ただ、ビットバレーのメーリングリストには新しい物に興味がある、感度の高い方々が集まっており、当然のことながらLinuxという言葉に関してもよく知っている人が集まっていた。「LASER5」「RedHat」にバンドルされたソフトウェアを提供している会社、ということで、メディアからの取材依頼もちょくちょく入るようになっていた。

事務所は相変わらず創業当初の、吉祥寺にあるボロボロの雑居ビルの一室にあり、ビットバレーの聖地・渋谷ではなかったのだが、それにもかかわらず、である。メディアはサイバーテックに対して、ビットバレー企業の一員のような扱いを始めていた状況であった。ただ、この短期間で、単に吉祥寺にある雑居ビルの一室にある数名の会社の代表者がこういった待遇を受けることにかなり違和感を持っていたし、周囲の加熱度合いも異常ではないか、と思える日々を過ごしていた。

ただ、そのような違和感とは別に、メディアからのオファーや、オープンソースを用いた受託開発の話など、日々色々なものが持ち込まれてくるようになった。社員も2人で創業した当初から数名にまで増えており、さすがに吉祥寺のオフィスでは手狭になっていた。それに何より、都心から遠いし、ボロボロオフィスのため、メディアどころか、お客様にも打ち合わせに来社頂きたくはない状況ですらあった。

となると・・・答えはひとつ、である。

◎EPISODE 20 へと、続く・・・